※本記事は2019年当時の情報をもとに執筆しています。 先月、日本のシネコンチェーン最大手のTOHOシネマズが鑑賞料金の値上げを発表しました。一般の基本鑑賞料金が1800円から1900円になるとのことで、消費税の増税も控える中での値上げ発表に驚いた方も多いでしょう。 基本鑑賞料金の改定は、1993年以来の26年ぶりとのことで、映画ファンにとっては頭の痛いニュースですね。 そもそも、現行の鑑賞料金の時点で日本の映画料金は高いと言われています。筆者も漠然と高いなと感じてはいるのですが、ふと考えると何と比較して高いと感じているのかなと自分で不思議に思うこともあります。そして、筆者的にはもっと不思議なのが、日本の映画料金は、名画座などを除いて、全国一律で同じ鑑賞料金であることです。 筆者は映画館に勤めていたこともあるのですが、この記事ではその経験も踏まえて、日本の鑑賞料金がどのようにして決まってい
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