2015年度には22万人余りだった貸し出し者数は、2023年度には15万人ほどまで減少するなど、利用が低迷。 一方で、インターネットで本を予約する数はおよそ1.5倍に増加。 こうした事情から、より多くの人に図書館サービスを提供しようと、市は市民が誰でも無料で利用できる本の宅配サービスを4月から始めることになりました。 利用者登録を済ませた市民が図書館が所蔵している本をインターネットや電話で予約すると、最短で翌日には家に本が届き、返却の際も宅配業者が家まで取りに来る仕組みです。 市は年間9万件の利用を想定。事業費はおよそ1億円を見込んでいます。
