警察庁の犯罪統計などをもとに作成 警察庁が2023年に発表した犯罪統計などによると、2022年1月~12月の刑法犯全体の認知件数がもっとも多かったのは東京都。続いて2位が大阪府、3位が埼玉県という結果となっています。こちらはいずれも昨年同様の順位です。 ただし、人口の多い都市部では犯罪の件数が多くなるのはある意味当然といえます。これだけで治安の善し悪しを判断することは難しいでしょう。 そこで各都道府県の人口を考慮して犯罪遭遇率(何人に1人が犯罪に遭う確立か)を計算してみました。 犯罪遭遇率では1位が大阪府となり、128人に1人の割合で犯罪に遭遇している結果となっています。続いて2位は兵庫県(166人に1人)、3位が東京都(176人に1人)という結果となりました。大阪府の犯罪遭遇率は2位の兵庫県と大差となり、もっとも治安の悪いエリアといえます。 下の図は縦軸に検挙率、横軸に人口あたりの犯罪遭