DEWS2008 I1-15 812-8581 6-10-1 812-8581 6-10-1 E-mail: makoto.momota@i.kyushu-u.ac.jp, itou@cc.kyushu-u.ac.jp blog wiki, SNS, Web , . Web . , . , . , . , , . , . , , . , , . . , . . , , , Information discovery based on Social Bookmarks Makoto MOMOTA Eisuke ITO Dept. Informatics, ISEE, Kyushu University, 6-10-1 Hakozaki, Higashi-ku, Fukuoka-shi, Fukuoka, 612-8581 Japan Research Institute for IT, Ky
タグとは何か del.icio.usのWhat are tags?から ブックマークなどを整理したり後で思い出すために、自分で自由に与える1語の説明 タグは階層がなく自由なので、あてがいぶちの分類に無理に合わせる苦労がなく、扱いやすい ほかの人のタグと合わせて、関心事項についての協調型レポジトリを構築できる 統制されない自由なキーワード 手軽に利用でき、新しい現象もすぐタグにできる 既存の統制語彙では新しい動きに対応できない 一方、多数のユーザが与えるキーワードには、同義語、多義語が必然的に含まれる 体系化のないフラットな空間 階層ではなく、キーワードの組み合わせで詳細概念を柔軟に表現 一方、階層を利用したグループ化や関連概念の検索はできない 統計的なグループや関連付けはある程度可能 タグのかたち 対象、ユーザ、キーワードの3大要素 タグは、タグを与える対象、タグを与えるユーザ、タグに用い
O'ReillyのエディターがDiggのCSSをパクったという疑いで、Diggで糾弾されるという事件が先ごろ起きた。 Digg - O'Reilly writer Steve Mallett has stolen digg's code http://digg.com/security/O_Reilly_writer_Steve_Mallett_has_stolen_digg_s_code これに対して、まもなくO'Reilly側から説明が出た。 O'Reilly Radar - Digging The Madness of Crowds http://radar.oreilly.com/archives/2006/01/digging_the_madness_of_crowds_1.html 実情は、直接パクったわけではなく、彼が使っていたツールの元を辿っていくと、DiggのCSSに行き
なんか前編たくさんブックマークしていただいたので後編はこっちにわけますです。後編ぐだぐだですみませんです。 関連する重要な発明 タグクラウド folksonomyそのものではないけれど、なんらかの「関連性を持った一群の語」をWEBインターフェイス上で表すのに適している。 表示面積が小さい上に、直感的に語の関係がわかる。 どんな可能性があるか 対象を表す語群の形成ができる そのまま 下記は前編公開後一日経過時点で、前編の記事についてたタグのうち、3つ以上ついてた単語。 folksonomy sbm tag web web 2.0 web2.0 情報 情報整理 読み物 意味が通るように並べると「Web2.0時代の情報整理、tagとfolksonomyについての読み物」になる。だいたい正しい。 対象の重要度評価ができる 「利用者に分類される回数の多さ」や「利用者のつけたラベルの多寡」などの尺度で
会社で「folksonomy」についてブレストして遊ぶらしいので、folksonomyが登場した背景について考えながらメモ。 だれが情報を分類するか? Grassroots Cooperative Categorization Of Digital Content Assets: Folksonomies, What They Are, Why They Workに曰く。 以下おれの理解によるメモ。 専門家による分類/定義 やり方:情報の分類に詳しい人が「この情報は○○です」と決める。 利点:高品質 欠点:高コスト(分類する能力がある人は希少) 普及の経緯:インターネット普及以前は、分類すべき対象が有限だったので(例:図書館)デューイ10進分類など、専門的技法を身につけることで有益な分類が可能であった。 例えば:Yahooなど、人力によって選定分類するディレクトリ型検索エンジン 書き手によ
(株)はてなの取締役になって半年が経過した。ちょうどいい機会なので、新しいロゴ、そして昨日発表した「トップページをリニューアルしてのポータル化」に絡めて、「はてなの思想」めいたことについて考えてみたいと思う。リニューアルされたトップページ http://www.hatena.ne.jp/ を見てほしい。 画面の右側(3分の1)には、はてながユーザ(個)に対してどういうサービス(便益)を提供しているのかが一覧されている。 はてなのルーツは人力検索であり、これまでのトップページは、ほぼ人力検索のトップページそのものだったから、ポータルという意味合いで「はてなのトップページ」を意識していた人は少ない。よって今回のリニューアルも、もともとアクセスしたこともない「はてなのトップページ」がリニューアルされたからって「それがどうした(So what)?」というのが一般的な反応だろう。 はてなは、人力検索
■ タグってぇのは、ジャンルのことじゃないよね?(2) 昨日のエントリへの反応がすべてTrackBack経由だったのが、この"流行モノ"に興味を持ってる人たちの特徴をあらわしているような(笑)。 昨日の論点は、おれがジャンル分けやカテゴライズに否定的であることを知っていないとよくわからないかも知れない(「分類という病」とか、tDiaryのカテゴリ機能にはいっさいタッチしてないこととか)。とくに、不特定多数の人間が、あるURLにみんなで同じタグをつけるなんてあり得ないのである。だから「未来の自分が使うかも知れない」(それすらも予想できると思わない方がいい)キーワードを、各自勝手につけなくてはいけない。誰かと「共有しよう」なんてヤマっ気を起こしちゃダメ。 おれが、もしかしたらタグ付けは面白くなるかも知れない(まだ懐疑的)と思っているのは、十分にたくさんの人間を集めれば、こうしてつけられた勝手な
■ タグってぇのは、ジャンルのことじゃないよね? SNS(Social Network Service)の次はSBS(Social Bookmark Service)だそうで、はてなブックマークだってさぁ。まったく、相変わらずフットワーク軽いよなー。でも、これっていわゆる「タグ付け」系じゃないよね、ジャンルはシステムが勝手に付けるって書いてあるし。たぶん……。 おれは今、(TypeKeyのアカウントを作る言い訳として:-)ishinaoさんのMMでSBS体験中なんだけど、MMのタグ付けは「ジャンル」のフィールドを「|」で区切って行うので、どうもみんな、「ジャンル」っぽい言葉を入れてしまいがちみたい。 Folksonomyの有効性を考えると、ここに入れるべきなのはいわゆる「ジャンル」になるような言葉じゃなくて、「キーワード」に近いもの……そう、未来の自分がこの記事を検索するときに指定するであ
Technoratiのベータが、タグ関連サービスから情報ひっぱるようになってた Technoratiで「RSS マーケティング」の二語を検索してみるとこんな感じ。 単純なキーワードマッチよりも、タグでのマッチを重視している。 その右には、FurlとDel.icio.usへの同タグでの検索結果へのリンク。 現在のTechnoratiが単純に、該当語を含むエントリを(被言及数の情報を付加しつつ)並べているだけなのに比べると、だいぶ情報の検索結果の有用性と言う意味では向上する気がする。 現在のTechnoratiでの同検索語の検索結果 検索軸としてのfolksonomyの強み 過去に言及したfolksonomyのSWOT分析みたいな記事によれば、従来の情報分類アプローチには「専門家による分類」か「書き手による分類」の二種類しかなくて、それぞれ次のような弱みを抱えていた。 情報分類方法とその欠点:
■ Folks+Taxonomy=“Folksonomy”~みんなで分類 Folksonomyという言葉をご存知でしょうか? これは「Folks(人々)」という単語と、「Taxonomy(分類学)」という言葉から造られた造語で、「みんなで分類する」ということを表している言葉だそうです。僕も今年の初めくらい聞いたばかりの言葉ですが、前々回にお話したWeb 2.0の議論の中でも、良く話題に上るテーマの1つのようです。 Folksonomy の表わす「みんなで分類する」は、単に情報の分類だけを“協力して”実現していきましょう、というように聞こえますが、実際は少々異なります。 例えば、Yahoo! JAPANには、決められたカテゴリ分けにより分類したディレクトリサービスがありますが、これは決められたカテゴリを決まった人たちで分類している、という点でFolksonomyではありません。また、「みんな
■ The Wisdom of Crowdsとは 「The Wisdom of Crowds」という書籍があります。James Surowieckiという方が執筆した本で、そのサブタイトル“Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business, Economies, Societies and Nations”にも見られる通り、「なぜ集団はときに(優秀な)個人よりも優れているのか」というのがテーマの書籍です。 最も優れた個人よりも、集団の意見を集約した集合知こそが正しい場合がある。なんとなくインターネットの匂いがしてきます。今回は“Wisdom of Crowds”を元に、インターネットの世界を考えてみたいと思います。 まずはじめに、Googleを思い浮かべてみてください。 Googl
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