2020年以降に爆発的に増えているRISC-Vコアの数。ただし、2025年までに600億個というSemico Researchが出した本資料の数字はさすがに無茶な推定だとは思う 米中貿易摩擦の結果、中国の半導体企業がRISC-Vに傾注 2016年後半あたりから、RISC-V FoundationのFoundation Memberは相次いでRISC-Vのコアの開発やRISC-V向けのソフトウェアなどの開発を手がけているが、先にRISC-Vに傾倒し始めたのは中国であった。 中国と米国は2015年頃から不協和音が出ていた。ただオバマ政権時はあまり強硬な手段を取らなかったこともあり、それほど大きな問題にはならなかった。しかし、2017年にトランプ政権に変わり、デカップリング政策を取ったことで急速に関係が悪化する。 BIS(米商務省産業安全保障局)は、特定技術を利用した製品の輸出や移転をする際に認
by Kārlis Dambrāns Qualcommが、ヨーロッパのテクノロジー企業や自動車部品メーカーら4社と合同で、Armの対抗馬になると目されているオープンソースアーキテクチャ「RISC-V」を採用した製品を開発する新企業を設立することを発表しました。 Leading Semiconductor Industry Players Join Forces to Accelerate RISC-V | Qualcomm https://www.qualcomm.com/news/releases/2023/08/leading-semiconductor-industry-players-join-forces-to-accelerate Qualcomm—one of Arm’s biggest customers—starts a RISC-V joint venture | Ar
今回はStarFive Technology製のRISC-Vシングルボードコンピューター(SBC)であるVisionFive 2にDebianをインストールして、その性能を計測してみましょう。 RISC-VとVisionFive 2 RISC-V(りすく・ふぁいぶ)は今もっとも熱い命令セットアーキテクチャーです。2010年頃に生まれたRISC-Vは、オープンな規格という強みを活かしてどんどんエコシステムを構築し、今では様々な企業がRISC-Vに本格的に手を出す状況になっています。AMD64/Intel 64やARMには性能も普及度合いもまだまだ及びませんが、今の勢いを維持できれば近い将来その状況は変わってくるでしょう。 本連載でも2018年ぐらいから、RISC-Vの記事を何度か取り上げていました。 第505回:「オープン規格の新しい命令セットアーキテクチャRISC-V入門 ツールチェインを
(雑に書いている戯言であることを最初に断っておきます。あくまで個人の感想です。) 実は私は今までRISC-Vには懐疑的だったのですが、最近の状況を知って考えを改めました。 RISC-Vとは RISC-V(リスク ファイブ)とはオープンソースライセンスで提供されている命令セットアーキテクチャ (ISA)です。 研究にも使うことができるし、実際に多くの半導体メーカーがこの仕様に基づいたCPUを開発、出荷しています。 多くのオープンソースのOSやツールチェインもすでにRISC-Vに対応しています。 私が懐疑的だった理由 RISC-Vはオープンソースであるゆえ、自由に拡張することができます。そのため様々な派製品が登場しています。シンプルな組み込み用のマイクロコントローラからパソコン用、サーバ用、HPC用など広い分野に渡ります。 かつてRISCの考え方にもとづいて開発されたMIPSというCPUがあり
VisionFive 2 のセットアップ記録 この記事では、StarFive Techという会社がKickstarter上で行っていたプロジェクト VisionFive 2 - open source quad-core RISC-V dev board への支援のリターンとして得られた64bit RISC-V シングルボードコンピュータ 「VisionFive 2」をセットアップした様子について記録を残します。 こんな人は記事を読むといいかも RISC-Vの実機に興味がある VisionFive 2で環境構築している様子を知りたい こんな人が記事を書いています 情報系の大学生 電子工作をしたことがない、ソフトウェア側の人間 概要 VisionFive 2が届いてからDebian Image 69を起動させるまで serial-USB変換ケーブルを用いたSPLとU-bootの更新 SSHロ
Over the holiday break, the footage from the recent "RISC-V Summit" was posted for the world to see, and would you believe that Google showed up to profess its love for the up-and-coming CPU architecture? We've been trying to nail down how the Android team feels about RISC-V (reduced instruction set computer) for a while. We last heard a comment from the team six months ago, where our Google I/O q
StarFive VisionFive 2 quad-core RISC-V SBC launched for $46 and up (Crowdfunding) As expected, StarFive has officially unveiled the JH7110 quad-core RISC-V processor with 3D GPU and the VisionFive 2 SBC. I just did not expect the company to also launch a Kickstarter campaign for the board, and the version with 2GB RAM can be had for just about $46 for “early birds”. The VisionFive 2 ships with up
A technical paper titled “HULK-V: a Heterogeneous Ultra-low-power Linux capable RISC-V SoC” was published by researchers at University of Bologna, University of Modena and Reggio Emilia, and ETH Zurich. “We present HULK-V: an open-source Heterogeneous Linux-capable RISC-V-based SoC coupling a 64-bit RISC-V processor with an 8-core Programmable Multi-Core Accelerator (PMCA), delivering up to 13.8 G
低レイヤを知りたい人のためのCコンパイラ作成入門 まさに低レイヤのことが分かっておらず、以前から気になっていたこの本。取り掛かってみたところ思いのほかスイスイ進められて、勢いに乗ってセルフホスト(自分が書いたコンパイラで自分自身をコンパイルするところ)までいけたので記念に書いておく。正確には C コンパイラのサブセットです。 GitHub - motemen/mocc 全体的な進め方は、 上記の本の通りに進めていく。 それ以降は自作の 8queen が普通に書けるように機能を強化。 それ以降はセルフホストを目標に進める。 プリプロセッサやリンカは作らず、C からアセンブリまで。 という感じ。自分は手を動かさないと進んでる気がしないので、まずは書いてみつつわからない所があれば調べる、というスタンスでいく。 あと、せっかくなので RISC-V の勉強もしたかったのでこれ向けに書く。なので実行は
The Raspberry Pi Pico W has a new competitor in the form of Pine64’s upcoming Ox64, spotted by CNX Software, which uses the increasingly popular RISC-V architecture to pack a lot of computing power into a tiny space. So much, in fact, that it's starting to blur the boundaries between microcontrollers and SBCs. (Image credit: Pine64)There's been no official announcement, the company hasn't tweeted
The Roma is based on a computing platform known as Wujian 600 aimed at cost-effective edge computing. The CPU in the laptop is an Alibaba T-Head TH1520 quad-core Xuantie C910 processor that’s clocked at up to 2.5GHz with a 4 TOPS NPU and an Imagination Technologies GPU on the side. It can support up to 16GB LPDDR4 or 4X RAM at up to 4266 MT/s, and has 256GB of SSD storage.
Java 19が正式リリース。より軽量な仮想スレッド、RISC-Vへの移植など新機能。1年後のJava 21が次のLTS版に Javaの新バージョン「Java 19」正式版がリリースされました。 Java 19 is now available! #Java19 #JDK19 #openjdk Download now: https://t.co/dKovWtNGrs Release notes: https://t.co/EOyaGTLHrl API Javadoc: https://t.co/ViIj9H4JrI Features: https://t.co/XuEExSR7gs Inside Java on JDK 19: https://t.co/q5WGZwxMzb pic.twitter.com/XYYA06ll0m — Java (@java) September 20, 2
こんにちは。「100円ショップのガジェット」を中心に電子機器を色々と分解をしているThousanDIYです。 このコラムでは、ガジェットを分解する中での発見や感想をつらつらと書いていきます。 ※タイトルに誤解を生みそうな表現があったので修正しました。(2/2 14:00) Bluetooth接続で左右が独立した「TWS(True Wireless Stereo)イヤホン」、AppleやSonyという大手メーカーから数万円で販売されている高級品というイメージがあったのですが、2021年の春ころから日本国内ではTWSイヤホンの低価格化が一気に進みました。最近ではドラッグストアやコンビニエンスストア、ショッピングセンターにある雑貨店やディスカウントショップでも数千円の製品を普通に見かけるようになりました。 第3回は、そんな「低価格TWSイヤホン」の代表格である、ダイソーの1,100円「完全ワイヤ
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