アメリカの大学政策事情 アメリカの大学では何が行われ、今後どこへ向かうのか。アメリカで、アメリカの大学政策に携わる者から見たアメリカ大学政策事情を伝えます。更新不定期(笑)。 これは最近思い始めたことなのですが、 アメリカにおいて高等教育に関わる人は単純に二つに分けられるような気がします。 一つは意思決定に関わる人、もう一つは関わらない人。 はっきり言って、この差は給料に如実に現れてきます。 そういう意味で給料を見れば、その人の組織内での政治力・発言力が読み取れます。 このいわゆる組織内の給与格差が、批判を呼んでいるのも事実ですが、 しかし個人的にはこれは当然の報酬のような気がします。 言うは易し、行うは難し、という言葉があります。 この給与体系はまさにこの格言を反映させています。 全員が評論家といわれる時代、問題をつつくのは、はっきり言ってそこまで難しいことではないです。 しかし、問題を