
Intel persistent memoryはデータの保持に電力を必要としない、不揮発性メモリの一種だ。データをメモリからストレージに保存する必要がなくなるなど、コンピュータのアーキテクチャを一変させる可能性を持つ。 現代のコンピュータは基本的にメインメモリとしてDRAMを利用しています。DRAMはアクセスが高速な一方、容量あたりの単価は高く、それゆえ大量にコンピュータに搭載することが難しく、またデータを保持し続けるのに電力を必要とします。 このDRAMの能力と性質を補完するため、一般に現代のコンピュータには二次記憶装置として大容量で安価かつ電力がなくてもデータを保持し続けられるハードディスクドライブなどのストレージを備えています。 こうした現代のコンピュータの構造を一変させようとインテルが5月16日に発表したのが、大容量かつ低価格、しかもデータの保持に電力を必要としない、同社とマイクロ
By YunHo LEE Intelは「製造プロセス(プロセスルール)」を微細化する世代の「チック」と、新設計で機能を向上させる世代の「タック」を毎年交互に繰り返す「チックタック」という戦略を開発ロードマップに長年採用してきました。微細化と機能向上という2ステージを繰り返して新製品を投入するというチックタックモデルですが、Intelが公開した年次報告書でチックタックが廃止され、「微細化」「機能向上」「最適化」を繰り返す3ステージの戦略に変更したことが判明しています。 INTEL CORP - filing.pdf (PDF)http://files.shareholder.com/downloads/INTC/867590276x0xS50863-16-105/50863/filing.pdf Intelは2015年8月15日に第6世代Intel Coreプロセッサの「Skylake」を発
はじめに Intel Corporationが2015年11月2日付け(アメリカ、カリフォルニア州サンタクララ:現地時間)で「New Intel IoT Platform Makes More ‘Things’ Smart and Connected」というニュース・リリースを掲載しました。 このメモでは、このリリースの中で触れられている「Intel® Quark™ microcontroller D1000」「Intel® Quark™ microcontroller D2000 for IoT solutions」および「Intel® Quark™ SE microcontroller」の仕様について概要をまとめてみたいと思います。 Intel® Quark™ microcontroller D1000(コードネーム:Silver Butte) 特徴 内容
はじめに 2015年4月、Intel Corporationの発行する一部の文書で初めてその存在が明らかになった「Intel Quark Microcontroller D1000(コードネーム「Silver Butte」)」という製品があります。この名称からわかるように、Internet of Things(IoT)に向けたIntel Quark系の一種です。 8月に入ってからは製品に関するデータ・シートやユーザー・ガイドなどのドキュメントが公開され始め、その内容が明らかになってきてはいるのですが、なぜかあまり注目されていないようで、日本語で紹介するページも少ないようです(2015年10月25日17時半現在、Googleでの検索では1ページも引っかかりません)。 今回のメモは、このIntel Quark Microcontroller D1000に関して書いてみたいと思います。 Inte
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