模型界の場外乱闘、スーパー・ササダンゴ・マシンのフル可動キットは「プラモデルのプロレス性」を体現した傑作です。 「プラモデルとはプロレスである」ということを鮮やかに見せられてしまった。これは反則だ。「プロレスラーがプラモデルになる」というのはギリギリ理解できるとしても、プロレスラーが実は金型メーカーの社長で、自分のフル可動/色分け済みプラモを設計、製造、販売するなんて面白すぎるだろう。こんなことをできるのは世界広しと言えどもスーパー・ササダンゴ・マシンだけである。リングの上でパワポでプレゼンするあの人だ。なんなんだ。話を聞かせてほしい。どういうことなんですか。 >1/12スケール スーパー・ササダンゴ・マシン プラモデル(BASE) ▲私が坂井精機社長にして覆面レスラーのスーパー・ササダンゴ・マシンです 「誰に頼まれるのでもなく、自分で設計して自分で金型を彫って、そこにプラスチックを流し込