バイクのタイヤを交換する目安は、走行距離「10000〜20000km」、製造年月から「3〜5年」だといわれたりする。だが、実際は、バイクの走り方や保管環境など、さまざまな要因により変わってくる。そのため、一概に何キロで変えるとか、何年で交換とはいえないのだ。 では、バイク用タイヤは、一体、どんな時に交換すべきなのか? キーになるのは、日常的な点検により、常に現在のタイヤの状態を知ること。基本的なチェック方法を紹介しよう。 REPORT●平塚直樹 PHOTO●写真AC、平塚直樹 *写真はすべてイメージです スリップサインが出たら摩耗が限界! 前後2輪だけで走るバイクのタイヤは、安全で安定した走行をするために重要なパーツ。それだけに、前述の通り、常に現在のタイヤの状態を知ることがもっとも大切だ。 では、チェック方法にはどういったものがあるのか? まずは、トレッド(タイヤ表面)の摩耗が限界に達し
