自民党の小渕優子組織運動本部長(50)が代表を務める政治団体「自由民主党群馬県支部連合会(群馬県連)」から、他の自民党支部への支出計約670万円が支部側の政治資金収支報告書には記載されているにもかかわらず、群馬県連側の収支報告書に記載されていないことが、「週刊文春」の取材でわかった。政治資金規正法違反(不記載)の疑いがある。県連側から支部に対する支出の不記載を巡っては、県連代表の国会議員が刑事告発されたケースもあり、波紋を呼びそうだ。
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自民党の石破茂総裁(67)は29日、党役員人事で、小渕優子選挙対策委員長(50)を組織運動本部長に起用する方針を固めた。小渕氏は2021~23年まで組織運動本部長を務めており、2回目となる。 【石破茂研究】安倍氏の「対極」石破氏に回った出番 2人の因縁は12年前から 小渕氏は衆院群馬5区選出で当選8回。首相を務めた父・恵三氏の次女で、恵三氏の死去に伴い00年に初当選した。08年の麻生政権時に少子化対策担当相として初入閣。14年に経済産業相に就任したが、自らの政治団体をめぐる不明朗な会計処理の問題で責任を取り、2カ月弱で辞任した。 昨年9月の党人事で選対委員長に起用され、衆院の選挙区調整などを担った。石破氏は10月中の衆院解散に向けた準備を進めており、選対委員長に起用する小泉進次郎元環境相(43)の後ろ支えの役割を小渕氏に期待しているとみられる。
自民党の小渕選挙対策委員長が大分県内で講演し、「自民党が野党に転落した時と同様に国民から厳しい目を向けられている」などと強い危機感を示しました。 小渕委員長は、派閥の政治資金をめぐる事件を受け、国会で政治倫理審査会の開催に向け検討が進んでいるとしたうえで、「15年前、2009年に自民党が野党に転落したときのことを思い出す。あのとき同様と言っていいほどの国民からの厳しい目と批判があり、まさに自民党の危機だ」と述べました。 そして、「衆議院の任期4年のうち2年が過ぎた。常在戦場、いつ選挙があってもおかしくない状況になる。自民党にとって正念場の戦いだ」とし、まずは4月28日に東京、島根、長崎で行われる衆議院の補欠選挙で勝利したいとの考えを示しました。
自民党大分県連の年次大会が大分県佐伯市で開かれ、派閥の政治資金問題をめぐり関係する国会議員などが謝罪しました。 自民党県連の年次大会は1年間の活動内容などを報告する場として開かれていて、17日は国会議員や党員など計900人あまりが出席しました。 会場には自民党本部の選挙対策委員長を務める小渕優子衆議院議員も姿を見せ、一連の政治資金問題について謝罪しました。 ◆自民党 小渕優子 選挙対策委員長 「自民党は派閥を巡る政治資金の問題により、国民に対し大変な政治の不信感を招く事態となっています。皆様方に本当に申し訳ない思いでいっぱいです。」 また、大分県関係の国会議員もそれぞれ挨拶に立ち、支援者に対して心配をおかけしているなどとお詫びしました。 一方で、国民の信頼を得られるよう政治改革に取り組んでいく姿勢などを示すとともに、今後の各種選挙に対する支援を呼び掛けていました。
旧ツイッターでデマと誹謗中傷を拡散していた正体不明アカウント「Dappi」を業務として運営していたIT企業に、自民党の小渕優子衆院議員が代表を務める政治団体が、少なくとも昨年まで取引を続けていたことが判明。誹謗中傷を受けて裁判を起こしていた立憲民主党議員の2人が「到底看過できない」と怒りをあらわにした。 この問題は「Dappi」によるデマ投稿で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両参院議員が東京都内のIT企業ワンズクエストを相手取り損害賠償を求めて提訴。東京地裁は判決で「企業が業務として投稿していた」と認定し、原告勝訴の判決が11月に確定している。 訴訟が提起がされたのは21年10月だが、少なくとも昨年まで、小渕議員が代表を務める政治団体「未来産業研究会」がホームページメンテナンスなどの名目で、ワンズクエストと取引を続けていたことが政治資金収支報告書から確認できる。 小
11月10日、福島県議選終盤、現職候補者の事務所内で応援演説をする小渕優子選対委員長(50)の姿があった。さぞかし奮闘していると思いきや……。 小渕氏は陣営訪問前にこう伝えていたという。 「本当にプライベートとして応援に行きます。チラシを撒いて人を集めるようなことはしないで下さい。(選対委員長という肩書も)言わなくていいですから」 県連側が「そんなわけにはいかない」と最低限の聴衆を集め、事務所の中でマイクを持たせたのだが、
10月24日の衆議院本会議にて、13時26分から40分まで目をつぶっていた自民党幹部たち。ポスト岸田の最右翼と目される茂木敏充幹事長(68・右から2番目)は、熱心にメモを取りながら答弁を聞いていた…… 右から高木毅(つよし)国対委員長(67)、一人飛ばして森山裕(ひろし)総務会長(78)、萩生田光一政調会長(60)、小渕優子選対委員長(49)、梶山弘志幹事長代行(68)。自民党幹部5人が一斉に目を閉じ、いかにも神妙な面持ちを見せている。 【画像】「ん”~ん……」衆議院本会議中に汗びっしょり ふと遠くを見つめる「岸田首相」 低空飛行どころかダッチロール状態にある政権を救う妙案はないのか、と思索にふけっている――かと思いきや、さにあらず。というのも、彼らは約15分もの間、目を閉じたままだったのだ。すぐ目の前でリーダーが集中砲火を浴びているというのに……。 写真が撮影されたのは、10月24日午後
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