米Apple Computerの消費電力に関する懸念は根拠がないと、IBMは主張している。 Appleは先月、IBMのPowerPCプロセッサからIntelプロセッサへの乗り換えを発表した(関連記事参照)。将来版PowerPCの消費電力を考えると、今後のAppleシステムを設計するのがあまりに難しいというのがその理由だ。 だがIBMはそれに異を唱えている。同社はPowerBookのようなポータブルマシンを含むAppleの全製品ラインのニーズを満たすPowerPCを構築できると、同プロセッサを担当するシステム&テクノロジー部門開発担当副社長ロッド・アドキンス氏は主張する。 アドキンス氏は、Appleのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)が先月のWWDC(Worldwide Developer Conference)基調講演で主張したことに反論した。このときジョブズ氏は、将来版Inte
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ なぜゲーム機はPowerPCに、パソコンはx86に偏るのか 据え置き型ゲーム機(ゲームコンソール)向けCPUは、3大コンソールメーカーがPowerアーキテクチャの採用へと動いた。その一方で、広義のパーソナルコンピュータ(Macintoshを含めた場合)のCPUは、ついに最後のAppleがx86へと動いた。 その結果、ゲームコンソール=PowerPC、パーソナルコンピュータ=x86と、CPUアーキテクチャは見事にジャンルによって2分されることになった。 なぜ、ゲームコンソールはPowerPCへ、パーソナルコンピュータはx86へと偏ったのだろう。その背景には、ゲームコンソールとパーソナルコンピュータのエコノミーの違いがありそうだ。 Macintoshもパーソナルコンピュータであるため、どうしてもPC(ここではWindows PCを指す)世界の影響を受ける
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