紙台帳と電子記録７７７７件が不一致 国民年金記録2008年12月5日20時25分印刷ソーシャルブックマーク 社会保険庁は５日、国民年金記録のうち「特殊台帳」と分類している原簿（紙台帳）と、社会保険庁が管理するコンピューター記録を照合した結果、７７７７件が不一致だったと公表した。照合済みの約１２２６万件の０．０６％にあたり、コンピューターへの入力ミスが主な原因とみられる。社保庁は本人に確認のうえ記録を訂正する。 総務省が同日開いた「年金業務・社保庁監視等委員会」で社保庁が報告した。特殊台帳では、国民年金保険料の未納や免除の期間などが含まれている記録を管理している。約３３０４万件ある。 不一致だったのは、受給者分３６７２件、加入者分１０９６件。このほか、死亡した人や、持ち主が分からない「宙に浮いた記録」が３００９件あった。 受給者分のうち年金額に影響があるのは２７９３件で、記録訂正により１人当
