岩波書店の公式ツイッターを見て驚いた。 http://twitter.com/#!/Iwanamishoten/status/115258775400755200 「1931年9月18日,柳条湖の鉄道爆破をきっかけに勃発した満州事変.国際連盟脱退,2.26事件などへ連なり,日本は中国との長期持久戦体制へと突入していきます.満蒙開拓団など中国に渡った人々が味わった数々の辛苦も忘れてはなりません.」 侵略の片棒を担いだ満蒙開拓団(その他の大多数の「中国に渡った人々」もそうである)の「辛苦」を「忘れてはなりません」とする一方、侵略を受けた中国の民衆の被った惨害には一片の言及もない。驚愕である。また、「勃発」や「長期持久戦体制へと突入」など、まるで他人事のような言葉遣いをしている。侵略戦争・加害責任といった認識がもう根本的になくなっているのだろう。もちろんあれが侵略戦争かと聞かれれば「侵略戦争」と