3Dデータを立体物として再現できる「3Dプリンタ」。技術自体は10年以上前からあるが、 本体の低価格化や3Dデータの流通などから、より身近な存在になりつつある。3Dプリンタはクリエイティブにどのような可能性をもたらすのか。また、クリエーターは3D技術とどう向き合うべきなのか。 6月26日に開催されたDMM.comとアドビ システムズの提携会見のパネルディスカッションで、チームラボ代表取締役社長の猪子寿之氏と、ピクシブ代表取締役社長の片桐考憲氏が、3Dを活用したクリエイティブの未来について語り合った。モデレータは、アドビ システムズの栃谷宗央氏が務めた。 クリエーターは「3D」とどう向き合うべきか 議題となったのは、クリエーターやデザイナーは、3Dプリンタの登場によって「3D」とどう向き合うべきかということ。猪子氏が代表を務めるチームラボでは、これまでもプロジェクションマッピングを始め、多く
