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2Dイラストを3D空間上で立体的に動かす、独自の映像技術を持つ株式会社Live2Dは、360度の立体表現に対応した新シリーズ「Live2D Euclid」を開発しました。 Live2Dは、3Dモデルでは再現が難しかった原画本来の魅力を損なわずに、絵のまま自由に動かせることから、2009年の提供開始以来、100件以上の商業作品で採用されています。今回360度の表現に対応したことで、アクションゲームなどフィールドを走り回るような本格的なゲームでもLive2Dの表現力を活かせるようになります。 "以前の「Live2D Cubism」というシリーズをさらに拡張して、以前だと30度位の横の動きだったんですが、このバージョンでは360度の動きを当たり前にでき、さらに2Dのまま表現できるというものです。このEuclidシリーズは、まだプロトタイプの段階ですが、ここからさらに全方位、上からも下からも見える
バートンは空中に文字や絵を描画できる空中3Dディスプレイをデモンストレーションしました。同社はプラズマ発光という現象をディスプレイに応用することで、日中野外でも映像を空中に表示できるこの技術を開発しました。 "他のディスプレイとの最大の違いはスクリーンレスディスプレイであることです。スクリーンのいらない大気中に文字や絵を描画できる唯一の装置であることです。" "なぜこのディスプレイを開発しようと思ったかというと、震災があった時、文字を空中に書けたらいいんじゃないかという発想でした。それで、空気中にどうやって文字を書こうかと思った時に、プラズマ発光という現象を使おうと考えたところが他との違いです。" バートンはこの技術を防災向け用途に使うことで、災害時、どこに避難したらいいかとか、どこに食料があるか、と言った避難/災害情報を音と一緒に文字で空中に表示することで情報の伝達を早めることを考えてい
横浜市のメディトレックは指をソフトコンタクトレンズに触れさせないで着け外しすることができる「メルル」を2013年7月より販売しています。 "ソフトコンタクトレンズを使うためには、眼下で装用練習という練習を行ってから着け外しをすることになります。その中でも着け外しがしにくい人達も結構います。中には装用練習ができなくて、そうしてすごく難しいと思ってコンタクトレンズを辞めてしまう人もいる。それを簡単にできて、目に傷をつけさせないで楽にできれば、できない人たちが救われる。" シリコンは目にアレルギーを起こさせないことから、メディトレックが開発したメルルは装着用、着脱用ともゴムでなくシリコンを素材に使っています。装着用では、コンタクトレンズを摘むのではなく、吸いつけることで指を使わずに使えるようスティック形になりました。着脱用はピンセットになっています。コンタクトレンズを吸いつけ、乗せ、着ける時の角
キーストーンテクノロジーのLED菜園システムは太陽光に代わりLEDを使う室内植物工場用栽培装置です。横浜の同社体感型ショールームで公開されているこのシステムの一番の特徴は土地を立体的に使うことです。 "こちらは5段式の栽培装置ですが、少し小振りなレタスでしたら1ヶ月に1,500株ほど収穫する事ができます。それを20フィートぐらいのコンテナの中に納めると300坪に匹敵します。ですから5坪で300坪に匹敵する量を生産できます。" LEDには赤、青、緑の3つの異なる波長があり、このシステムでは、植物の成長段階に合わせて、光の強さの度合いをコントロールすることができます。それにより農地栽培では1回の栽培に2.5ヶ月ぐらいかかるところを、1ヶ月かからないで栽培、収穫することが可能です。 "ほとんどの場合、太陽光で育てたものよりごわごわした感じがなく、シャキシャキ感がありますが、食べた感じは柔らかいの
神奈川工科大学 白井研究室が開発した「2x3D(ツーバイスリーディー)」は、2Dで視聴したい人と、3Dで視聴したい人が同時に同じスクリーンを見ることができるシステムです。 従来のステレオ立体視は、右目用と左目用、それぞれの光を打ち消す偏光フィルタを右目と左目にメガネとして装着することで成立していますが、このシステムでは、偏光フィルタを通して見る必要があるのは右目用映像のみで、裸眼では左目用の映像が視聴できるように特殊な映像生成アルゴリズムを使用しています。 "以前はこのように2重像が見えていました。メガネを外した状態で2重像が見えてしまうということをリアルタイムのGPUを使った演算を使ってこのように見えなくするという方法を取っています。" "アプリケーションはいくつかありまして、分かりやすい例では、このような多言語という使い方があります。例えば、私がプレゼンテーションを日本語でやっているん
"東京大学の五十嵐研究室で開発した「こだわり物理エンジン」について展示しています。" "物理エンジンというのは、3DCGアニメーションを作る際に、髪の毛や衣服などの動きを生成するものです。物理的に正しい計算はできるのですが、物理的に正しい計算しかできないというのが問題でした。今回作ったのは、そういった物理の計算に対してアーティストがこだわりを実現できる、つまりデフォルメができたりするものです。" "例えば、うさぎの耳を物理計算で揺らすことを考えた場合、右から見た時にはこのような形で見えて欲しいという要求があったとしても、普通の物理エンジンだとできなかったわけです。ですが、我々の技術を使うと、その角度から見た時はこの形になって欲しいというこだわりが実現されながらも、物理計算を行うことができます。" "こちらの例は、「アホ毛」という表現なんですが、アホ毛というのはここの部分で、日本のアニメでよ
これは、東京大学 苗村研究室が開発した、バーチャルのキャラクターと現実の世界をつなぐ複合現実感インターフェースです。 ユーザーは、ひよこのCGキャラクターを手のうえにのせたり、ブロックに誘導したりといった、これまでに無いインタラクションを体験することができます。 "最近、空中に映像を結像させるデバイスとして開発されたものがありまして、それを導入してセンサーとプロジェクタを組み合わせることで空中に映像を出しながら、実世界にうまく融合した直感的なディスプレイの体験を生み出す事ができました。" ユーザーの手の高さやブロックなどの地形データは、Kinectを使って取得しており、キャラクターは最も高い所に移動するようにプログラムされています。このデータを考慮して、空中像や影を幾何学的かつ光学的に正しく表示することで、高い実在感を与えることに成功しています。 "今回使っている光学素子は、ディスプレイと
半導体エネルギー研究所(SEL)は、FPD International 2013において、結晶性酸化物半導体「CAAC」を用いた、最新のディスプレイを展示しました。 "CAACというのは、C-Axis Aligned Crystal の略でして、C軸に配向した結晶の構造を持った材料ということです。CAAC自身は、一般的にいわれているアモルファスではなくて結晶ですので、非常に信頼性が上がります。今まで酸化物半導体は信頼性が問題であると一般的にいわれていましたが、この材料を使う事でその問題が解決します。" "ひとつはやはり、デザインの自由性を確保する曲がるディスプレイ、それから移動度が高いので非常に駆動力があるので、大きなディスプレイでも高精細にできます。この2つがポイントになると思います。" フレキシブル性を利用したディスプレイとして提案されているもののひとつが、曲面部分も表示でき、額縁の無
「アクアトップディスプレイ」 は、電気通信大学 小池研究室が開発した水面をタッチディスプレイとするシステムです。 システムは、プロジェクター、Kinect、水槽で構成され、水槽には白い入浴剤を入れて水面を白くしています。Kinectで、水面から約1.4cm以上突き出た指を検出しており、上からのタッチに加え下からのタッチを個別に認識することができます。 "液体特有のジェスチャーが可能です。例えば、下から1本指でオブジェクトを突き刺すと、そのオブジェクトを自由に移動することができます。2本指で突き刺すと、拡大・縮小・回転ができます。5本指で突き刺してそのまま水中に引きずり込むと、消去や一時保留といった機能をつけることができます。特に液体特有だと思うのは、オブジェクトを水ごとすくいとって移動して落とすということができます。" "これはたぶん言葉で説明しなくても見ただけで小さな子供でも理解できると
「neurocam」は、興味を感じたものを自動的に記録する、世界初のウェアラブルカメラです。 脳波センサーを搭載したヘッドセットとiPhoneからなり、額のセンサーで取得した脳波から興味を感じたかどうかを推定して、興味を感じたと思われる場面をiPhoneのカメラで撮影します。 意識的にシャッターを切る必要がなく、装着するだけで自動的にアルバムに記録され、後から興味を示した場面を閲覧することができます。 "今、プリズムでiPhoneのカメラから私の視線の先のものがそのまま写るようになっています。その写った物をiPhoneの画面に映して、まるで私の頭の中が見えている状態になっているかと思います。脳波をiPhoneのアプリで解析していまして、そのアプリで「気になる度」というのを0から100まで定量化しています。60を超えると数字が赤くなって、自動的にレコーディングが始まり、5秒間のGIF動画が作
これは、シャープとPixtronix社が、次世代のディスプレイとして共同で開発中の「IGZO MEMSディスプレイ」です。 各画素上に設けた微小なMEMSシャッターを開閉して光の量を制御することで、階調を表示し、シャッターの背面にバックライトとして置いたR、G、BのLEDを順番に点灯させることでカラーを表示する仕組みで、あらゆる環境下で視認性と色再現性が高く、消費電力を格段に低くできるのが特徴です。 "既存の液晶と比べると、まず色を付けるカラーフィルターと色を遮る偏光板がありませんので、その分、光の減衰がありませんので、光を有効に利用できます。バックライトからの光が直接目に届くことによる高純度な色、明るさを見ていたただきたいと思います。" 光の利用効率は、カラーフィルターを使う従来の液晶の約10倍程度で、低消費電力を重視したモードと色再現性を重視したモードを切り替えるといった使い方が可能で
パイオニアが現在開発中の「シースループロジェクション」は、透明なスクリーンに映像を投影するタイプの透過型ディスプレイです。 透過型液晶よりも高い透過率と輝度を実現しており、ウィンドウディスプレイなどアイキャッチ効果を期待する場所での利用や、背景と映像を融合した空間演出へ活用できます。 "今回これは初めての公開なんですが、パイオニアが独自に開発した新しい技術を盛り込んだ特殊なスクリーンです。このスクリーンは、黒信号の部分が透明になります。ですからこのように黒信号が多いコンテンツですと、中の商品も良く見えて映像も綺麗に認識できるということで、今までに無い映像空間が作り出せると考えています。" "今までの透明ディスプレイに比べて透明部分の透過率が圧倒的に高いです。今でも80パーセント以上の透過率があります。映像の輝度も今までと比べて大変高い輝度が実現できています。" "製品化の時期は、まだ開発途
"今回、ドコモではスマホの次の将来として、メガネがあるんじゃないかと考え、メガネとしてどういうことがありえるかというのをいろいろな形で提案しています。" "いきなりメガネを渡されてもどう使っていいか分からないと思いまして、利用シーンを具体的に見せていこうと考えています。一番最初に見せているのが「手ぶらでムービー」といいまして、スマホの外付けディスプレイとしてメガネをかけるというものです。従来スマホ画面で長時間ムービーを見ようとするとスマホを持っていなければならず手が疲れますが、メガネで見る事で手ぶらで長時間映像を視聴できます。さらに、そのメガネに対してカメラが付くと相手の顔を認識して、以前会った事のある顔であれば、その人の名前が出るとか、外国に行った時にメニューが読めない文字であっても、メガネをかければ文字が日本語訳として出るといったことを見せています。" "そして、将来我々が目指している
東京大学大学院 工学系研究科 古澤研究室では、世界で初めて光量子ビットの完全な量子テレポーテーションの実証に成功しました。 1997年にオーストリアのインスブルック大学の研究チームにより光量子ビットの量子テレポーテーションが実現されていましたが、転送後の測定が必要なことや転送効率が低いため情報処理には使用する事ができず、量子通信や量子コンピュータの実用には程遠いものでした。 今回古澤研究室でおこなった光量子ビットの量子テレポーテーションの実証実験では従来に比べ転送効率100倍以上を可能とし、転送後の測定も必要としないため量子情報処理技術の実用に向け大きく前進しました。 "1997年に、量子ビットのテレポーテーションというのが、先程お話したように成功した訳ですが、それは確率的にしか成功しないという事は今お話した通りなんですが、それとちょっと違うやり方で、我々が1998年に、条件なしで完全なテ
ワコムは、ペンタブレットシリーズ「Intuos」の新製品を発表しました。 今回の製品からブランドをひとつに統合し、2048レベルの筆圧と傾きを感知するプロフェッショナルモデルを「Intuos Pro」として、1024レベルの筆圧感知に対応するエントリーモデルを「Intuos」として展開します。 "従来Bambooをお使い頂いていた方を含めて広くカバーさせていただけるようにブランドを再構築したのに加えて、通常のペンタブレット以外のiPadでの操作環境にまでブランドとしてカバーしていくトータルソリューションとして提供できるようにしたのがIntuosの一番大きなブランドの変更になります。" "Intuos Proは、妥協を許さないプロのクリエイターの方に向けた創作ツールとして自信をもって提供するブランドになります。基本的にはIntuos5の仕様を継承しつつ、エルゴノミクスデザインと低消費電力をさ
"こちらの研究では、プロジェクターとカメラを用いまして、こういった印刷物に光を当てる事で、印刷物の色味やコントラストなどを自在に操作するということを行っています。" "今、このプロジェクターからは白い光が当たっていますが、こちらの装置にはカメラがありまして、カメラでこのシーンを撮影しています。撮影されたシーンに基づいて投影する光を制御すると、例えばこのように鮮やかにすることができます。なぜこのように鮮やかにできるかというと、非常に簡単な話で、青い所には青い光を、赤い所には赤い光を投影しているので、鮮やかにできているというものです。" "画像処理を切り替えれば、鮮やかにするだけではなくて、このように色味を変える事もできます。他に白黒にしたり、明るさを均一にしたり、コントラストを上げたりすることができます。" "この技術のポイントは、このような処理が動的に行うことができるということです。つまり
"こちらは、電子弓という新しいインターフェースで、研究の目的としては、実際のモノ感というのをプレイヤーに味わってもらいたいということです。本物の和弓を使って、打った感触というのを実際に体験できます。" "ゲーム自体は、点人間や点犬のキャラクターが襲ってくるので、それを撃退するという内容です。今ちょっと暗いんですが、弦を引くと自分が狙っているものの周囲だけが明るくなります。すでにここに敵が何体か隠れているんですが、このような形で討ち取っていきます。" "本物の道具を使うメリットというのは、もの自体がどういうふうにすればいいのかということを教えてくれるということです。マニュアルを見て、Aボタンを押さなければいけません、Bボタンを押さなければいけませんではなくて、マニュアルが不要で道具自身が教えてくれるということです。" "センサー類は、このグリップの中に全て収められています。ひとつは、歪みゲー
富士通研究所は、手のひら静脈認証をより安全に幅広く活用するための新しい認証技術を開発しました。 現在の手のひら静脈認証は、手のひらの画像から抽出した静脈特徴パターンを比較して照合しています。それに対し、今回開発した技術では、そのパターンから特徴成分を抽出し、そこからある条件で変換した2048ビットの特徴コードを用いて照合を行います。 この方法では、コードへ変換する際の条件を変えることで、ひとつの画像から異なるコードを生成でき、サービスごとにコードを使い分けることが可能です。 "まず、サービスAに対して登録を始めます。手を3回かざします。ここで、私のサービスAに関する登録データが生成されました。それぞれサービスA、サービスB、サービスCに関する変換条件は変えられています。サービスAに登録したデータに対してサービスAの条件で私の手のひらで照合してみます。このように照合に成功しています。" 上の
"こちらは、腹腔鏡手術用のロボットシステムでして、医者が操作するマスター側と患者側で動くスレーブ側からなっております。" "スレーブ側のロボットが全て空気で動いているという所に特徴があります。従来のロボットはほとんどが電動だったんですが、空気圧で動かす事によって、何か接触した時の力を柔らかく吸収するような動作ができるですとか、ロボットの先端にかかっている力を空気の圧力情報から推定して、医者のマスター側にその情報を送って、医者の手にフィードバックできる、あるいは非常に軽量にコンパクトに大きな力が出せるので、ロボット全体のサイズとしては非常にコンパクトに作ることができるというメリットがあります。" "今、実際にマスター側を操作頂いて、例えばゴムを引っ張った時の伸びる反力を手に感じて頂くというようなデモを体験頂いています。" "もちろん、手ぶれを除去したり、動きの比率を変えたり、力のフィードバッ
六本木ヒルズの大型メディア「メトロハット」で、SmartARを使った初音ミクのバーチャルステージが2013年7月21日まで、19:30〜23:00の間開催されています。 対応Android端末(Android 4.0以上推奨)かPS Vitaの専用アプリ「HATSUNE MIKU AR STAGE」を立ち上げて、メトロハットの外周グラフィックにかざすと、初音ミクの映像が現れます。 SmartARは、ソニーが2011年に開発したマーカーレス方式のAR技術です。二次元バーコードなどのマーカーを必要とせず、画像の一部分から得られる特徴とその位置関係を用いて物体を高速で認識します。また、高速追従性、ダイナミックな3D空間認識・表示を特徴としています。 このイベントは、ドコモが39,000台限定で、2013年9月下旬の発売を予定している「Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04
慶應義塾大学 満倉靖恵准教授のグループは、人の脳波から興味や集中、欲求、ストレス、眠気などをリアルタイムに抽出できる簡易脳波計測器を開発しました。 "脳波計からリアルタイムで脳波を計測して、その結果をリアルタイムに表示させるというところが一番ポイントとなっています。ですから、今現在の眠さとか嫌悪感とか集中度とかを測れるようになっています。" 従来の脳波測定器は、装置が大型で、装着や分析に時間がかかってしまうという問題がありました。今回は、脳波の計測箇所を、感情が表れるとされる「FP1」という部位のみに絞ったことで、装置の大幅な簡易化に成功しています。 また、脳波の解析方法も、従来とは全く違ったアプローチを行っています。 "従来は、例えばシータ波がたくさん出てると眠たいとかアルファ波がたくさん出てると落ち着いているとか言われていたんですが、今回の方法だと、周波数のどの部分とどの部分が大きくな
豆腐製造機械メーカーのランズワークは、豆腐のような柔らかい食品を搬送するロボットを開発しました。 "まず最初にカメラで豆腐の向きや大きさを見ます。それをコンピュータで解析して、どの向きでつかむかをロボットが考えて、掴んで、パックに入れます。今回は、非常に壊れやすい柔らかいものをうまいことキズをつけずに優しくつかんで運ぶという、ハンドの部分に特徴があります。それは、うちで開発した特殊な表面処理をしたハンドでつかんでいます。" "豆腐は、あまりスピードが速いと壊れてしまうので、豆腐の場合は非常にゆっくり動かしていまして、1時間あたり1200個とか1500個くらいのスピードですが、例えばフライした豆腐など硬いものですと1時間あたり2500個くらい運ぶ事ができます。" "主に木綿豆腐でデモしています。絹も一応できます。さきほどから絹もたまに流しています。絹みたいに柔らかい物でもできます。" "まだ
これは、動き回る物体を高速にトラッキングして常に画像中心にとらえることができる撮像システムです。東京大学 石川・奥研究室のグループが開発したもので、今回の最新版ユニットでは、屋外に持ち込んでフルHD映像の記録が可能です。 "普通はカメラの方向を動かそうとするとカメラ自体を機械的に動かすんですが、こちらはカメラの代わりにミラーを動かすことで、非常に高速に見る場所を変えるようなシステムになっています。このデモでは、ピンポン球をトラッキングしています。非常に高速に動くボールのようなものでも、高速に見る方向を変えられますので、安定して対象を真ん中に捕捉し続けることができます。" このデバイスは、パン・チルトの2つのミラーとレンズ群から構成されています。サッカードミラーというもので、ミリ秒オーダーの高速制御が可能です。ミラーは独立して動くため、大型の重いカメラを繋げたとしても高速性を損なわずに使うこ
これは、国立情報学研究所が開発した、カメラの顔認識を阻害する世界初のメガネ型デバイスです。 意図せず写りこんだ写真が、時間や位置を含む情報とともにSNSなどにのせられ、撮影された人のプライバシーが侵害されることが問題となっていますが、このデバイスをつけることで、そういったプライバシーの侵害を撮影される側から防ぐことができます。 "サングラスをかけてみます。しかしサングラスをかけただけでは、まだ顔を検出してしまいます。顔検出は、目と鼻の特徴的な部分を見ますので、目だけ隠しても顔検出を阻害するのは難しいです。こちらが私が開発したプライバシーバイザーです。近赤外線のLEDが11個付けられています。今電源をオンにします。すると、このように顔検出を阻害することができます。" "この近赤外線のLEDは、人間の目には見えませんが、カメラの撮像デバイスを通してみると、光って見えます。何故こういった場所にあ
今まで国内外1,700カ所で4000万本を越す植樹を行ってきた横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏は、今なお国内だけでなく、月2回海外に赴き植樹活動を続けています。 "60数年現場で調べると、今、1億2800万人の92.8%が住んでいるところで、常緑で深根性、直根性の樹からなる森は、鎮守の森を含めて、残っているのは日本国土のわずか0.06%にしか過ぎません。" 東日本大震災で宮城県岩沼市は多大な被害を被りました。宮脇氏は次の災害に備える為に、複数の樹木を混植・密植し自然淘汰を促すことで、管理を必要としない森を作りだす事を提唱しています。岩沼市は宮脇氏の考えを取り入れ次の災害に備えるための「千年希望の丘プロジェクト」を立ち上げました。 "この被災地をどうやって復興させるかが大きな課題でした。その中で未来永劫残るものとして「千年希望の丘プロジェクト」を立ち上げました。この目的は一つには津波を抑え、威
NHKは、1台のカメラの動きに8台の副カメラを連動させることで、すべてのカメラの注視点が一致するように撮影できる多視点ロボットカメラシステムを開発しました。 "これを用いることで、我々は「ぐるっとビジョン」と呼んでいるんですが、時間を止めて被写体の周りを視点がぐるりと回り込むような映像表現を行うことができます。" "従来の方法では、固定のカメラを用いていた為、限られた空間もしくは狭い空間を動く被写体しか撮影できませんでした。しかし、今回の多視点ロボットカメラシステムによって、ダイナミックに動く選手や広い空間でいろんな箇所にいる被写体を撮影することができ、それをぐるっとビジョンで表現できるようになりました。" それぞれのロボットカメラには、パン・チルトのための2つのモーターが搭載されています。レンズの情報も共有するため、ズームも可能です。 "どうしてもロボットカメラで撮影した映像は方向制御に
ソニーは、A4サイズに相当する13.3型の「デジタルペーパー」端末を開発しました。 これは、E Ink社と共同開発した電子ペーパー「E Ink Mobius(メビウス)」を世界で初めて採用した端末です。Mobiusは、プラスチック基板上に薄膜トランジスタ(TFT)を高精度に形成するソニー独自の技術が用いられており、2013年中に量産化が開始される予定です。 "E Ink社のフレキシブルペーパーの技術とソニーの量産技術をミックスして、今回の大型のフレキシブルパネルの量産化に成功したという形です。" "通常ですと、TFTをガラスにはさんでデバイスを構成しているんですが、今回は樹脂ではさんでいるので、非常に軽量化されています。また、ガラスと違いまして非常に耐性があるというのが特徴です。" 今回の試作機は、厚さ6.8mm、重さ358gで、解像度は1200x1600ドット、充電池持続時間は、最長3週
"こちらは、今までにない世界初の商品で、スマートフォンを通して香りをもっと身近に感じてもらおうという、香りを使ったコミュニケーションやゲームができるようになるデバイスです。" "例えばSNSで疲れた友達に「頑張ってね」というメッセージとともに優しい香りを送ったりという使い方もできますし、あとはメールの受信時とかに受信音と一緒に匂いを出すとかができます。その他ゲームでも使えると思っています。シューティングゲームであれば、攻撃した時に火薬の匂いをだすとか、アプリ次第で幅広く活用できると思います。" "ビジネスモデルとしては、こちらのタンクをいろいろ買って頂くことでビジネスをしていきたいと考えています。" "発売時には自社でいくつかゲームやSNSなどのコンテンツを用意しようと思っています。アプリとデバイスを連携させるSDKはもう公開していますので、開発会社や個人のアプリ開発者さんに、皆さんの溢れ
パイオニアは、昨年開発した小型フルカラーホログラムプリンターを用いて、お腹の中の赤ちゃんの表情を3次元ホログラムにプリントするサービスを発表しました。 "妊婦さんが検診されると、3D/4Dエコーを撮影されるんですが、そこに3Dのデータがありますので、それをうまく加工して、これから生まれてくる赤ちゃんの先取り記念写真という形で提案しています。" この装置を使えば、ぼけの少ない美しいリップマンホログラムを誰でも簡単に作製できます。カードサイズの作製時間は、フルカラーの場合で120分、単色の場合で90分程です。 "従来ですと、被写体のモデルを作りまして、モデルに対して2つの光を当てて、それを撮影して作るという方法で作っていました。しかもこれは暗室の中でそれなりのテクニックと装置が必要であるという非常に大掛かりのものだったんですが、今回我々が作りました装置ですと、物体の実体が無くても、CGのデザイ
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