「ポジティブな行動を実行するには、ポジティブなビジョンを作り出さねばならない。(中略)自分にとっても他人にとっても善行を施す最大の可能性があるのは、最大の敵対の下でなのだ」 ─ダライ・ラマ14世 インターネットの到来で世界は広がった。1960年代に始まったこの新技術は、遠く離れたコミュニティ同士が時間と空間を超えてつながる可能性をかつてないほど高めてくれた。知識は国境を越えるだけでなく、一瞬で言語や文化を超えて広がるようになった。 その一方で、グローバル化のために豊かさや社会的な地位の格差も大きく拡大しつつある。デジタル技術の急速な発展のため、巨大ハイテク企業がますます台頭するようになった。そのため人々はやたらに極端な意見に走るようになり、分断されたタコツボへと落ち込みやすくなっている。 インターネットは、大きな違いを超えて人々を結びつけ、新しいコラボレーションを実現する強力な技術である。