このコーナーでは「ビジネス界の元球児」と題して、現在ビジネスの世界で活躍する元高校球児達にインタビューを行います。現役の高校球児達に向けて、今すべきこと、将来に向けてしておくべきことなど、様々なお話しを伺います。 (プロフィール) 澤井芳信さん。1998年、京都成章の「一番・ショート・主将」としてチームを率い、春夏連続で甲子園出場。夏には決勝まで駒を進め、”怪物”松坂大輔を擁する横浜高校と対戦し準優勝。高校卒業後は同志社大へ進み、社会人野球のかずさマジック(現・新日鐵住金かずさマジック)でプレーした後、スポーツマネジメントの会社に転職。現在は株式会社スポーツバックス 代表取締役を務める。 【格上の強豪を破るために高い意識で工夫した高校時代】 ーー高校時代は京都成章でご活躍された澤井さんですが、まずはそれまでの野球人生を振り返ってください。 澤井 野球チームに入ったのは小学校3年生のときだっ