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大そうじへの備え
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井の頭自然文化園のニホンリス(以下「リス」と表記します)飼育施設において、リスの衛生対策のために2023年12月4日(月)、リスの体表の寄生虫(以下、体表の寄生虫を「寄生虫」と表記します)を駆除する薬を滴下し、あわせてケージ内の巣箱等に殺虫剤の散布をおこなったところ、リスが複数死亡しました(累計32頭。第1報[2023年12月11日発表]後、2024年1月13日に1頭死亡)。 その後、死亡原因の調査をおこないましたので、結果等についてご報告いたします。 今後は、このような事故が起こらないよう、公益財団法人東京動物園協会においては全職員が今回の事故を深く受け止め、再発防止に努め、確実かつ着実に業務を遂行してまいります。 皆さまにはご心配をおかけし、改めて深くお詫び申し上げます。 1.当該施設について本園 リス繁殖棟A棟(2階建てケージ、各階5室ずつ、計10室) 2.使用した薬剤及び使用方法薬
2024年7月26日更新: 保全支援のための募金総額と送金完了について追記しました。くわしくはこちらをご覧ください。 多摩動物公園にオーストラリア連邦タスマニア州政府のタスマニアデビル保護飼育施設 Cressy Wildlife Centre からタスマニアデビル2頭が来園します。来園後は、園内で関連イベントをおこないます。 来園するタスマニアデビル メス2頭。2022年4月1日生まれ(2頭は姉妹です) 来園予定日 2024年2月14日(水) 公開予定日 2024年3月14日(木) ※来園後、検疫や飼育環境に慣らす作業をおこないます。 公開場所 オーストラリア園タスマニアデビル舎 経緯 野生のタスマニアデビルは、「タスマニアデビル顔面腫瘍病」の伝播などにより激減しました。タスマニア州政府は2003年に「セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラム」を立ち上げ、飼育下繁殖や発症地域以外への個体
都立動物園・水族園は1月11日から臨時休園します / Our Zoos and Aquarium will close from January 11 └─上野・多摩・葛西・井の頭 2022/01/07(03/19更新) 多摩動物公園・葛西臨海水族園・井の頭自然文化園は2022年3月22日(火)から、上野動物園は2022年3月23日(水)から再開園します。詳しくはこちらのページをご覧ください。 上野動物園・多摩動物公園・葛西臨海水族園・井の頭自然文化園は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2022年1月11日(火)から臨時休園いたします。 1月11日以降は、整理券(オンラインチケット含む)をお持ちでもご入園いただけません。また、臨時休園中のオンラインチケット(入園料のオンライン事前決済)は、ご利用のクレジットカード会社を通じて自動的に払い戻しをおこないますので、お客様によるキャンセ
上野動物園では2021年6月4日から展示を中止していたジャイアントパンダの「シンシン」が出産しましたので、お知らせします。 現在、職員一丸となってジャイアントパンダ母子の観察と保護に万全を尽くしています。みなさまにおかれましては、このような園の状況をご考慮いただき、パンダの状況に関する電話などでのお問合せはご遠慮くださいますようお願いいたします。 出産頭数 2頭 出産日時 1頭目:2021年6月23日(水) 1時3分 2頭目:2021年6月23日(水) 2時32分 性別 1頭目:不明 2頭目:不明 体重 1頭は124g。もう1頭は不明。 現在の状況 6月23日(水)9時30分現在、1頭についてはシンシンが右前肢で抱いています。もう1頭については、保育器にて管理しています。授乳の有無については現在確認中です。 出産までの経緯 2021年3月6日にリーリー(オス)との間で交尾行動が確認
両親は非公開エリアで飼育している2頭で、オスは2018年にロシアのノボシビルスク動物園から、メスは2019年に埼玉県こども動物自然公園から来園しました。交尾は2021年1月18日、子どもの鳴き声により出産を確認したのは3月28日で、交尾後69日目でした。 メスはオスと同居したまま出産し、子育てしています。オスとメスはお互いに多少、けん制するようすもみられますが、本格的に争うようなことはせずにすみ分けており、子育てはメスのみがおこなっています。 出産後、一時的に子どもの声が聞こえなくなりましたが、メスは育児を継続しているようすだったので、巣箱の中を確認することはせずにふだんと同じように飼育作業を続けて見守りました。 出産後の子育てはしばらく巣箱内だけでおこなわれるため、実際に子どもの姿を確認できたのは4月8日でした。巣箱の入口からどうやら乳を飲んでいるらしい子どもの小さな尾と後ろ足が見えまし
2021年5月下旬、現在展示している群れのハキリアリの女王が死亡しました。昆虫園におけるハキリアリの飼育は20年近く続いていますが、過去飼育していた群れの女王はおおむね5年以内で死亡しています。この群れは2014年に来園したので(お知らせ)、女王は少なくとも6年半以上は生きたことになります。昆虫園としてはもっとも長く生きた女王(※末尾「関連記事」参照)ですが、まだ群れに勢いがあり女王も若かったころを知るものとしては、やはり死亡してしまうのはさびしいものです。 女王がいなくなり、群れもいっしょに消滅してしまったのかというとまったくそんなことはなく、多数の働きアリたちが、現在も展示ケースの中で菌園とともに生き続けています。新たな若い群れもバックヤードで待機していますが、もうしばらくはこの群れの展示を継続していく予定です。 さて、なぜ群れがまだ続いているのかと疑問に感じる方もいるかもしれませんが
「東京Zoovie Maps & Tours」は2024年3月31日をもって更新を終了しました。コンテンツは閲覧できますが、情報が古い場合があります。最新情報は右上メニューから公式サイト「東京ズーネット」をご確認ください。(このウィンドウは数秒で自動的に閉じます。)
あいさつ、怒り、喜び、求愛、攻撃──どうぶつたちも声でコミュニケーションしています。 動物園で記録したさまざまな鳴き声を聞いてみてください。再生ボタンをクリックすると鳴き声が聞こえます。 QuickTimeプラグインをお持ちでない方は、こちらでダウンロードしてください。
環境省および東京都が飼育下繁殖の実施などにより生息域外での増殖に取り組んでいる国内希少野生動植物種オガサワラシジミについて、飼育下のすべての個体が死亡し、繁殖が途絶えましたのでお知らせします。 今回の結果を重く受け止め、今後、専門家を交え、飼育下個体が途絶えた原因を分析し、教訓として絶滅危惧種の保全対策に活かしてまいります。 1.経緯 絶滅危惧種のオガサワラシジミについては、小笠原諸島で分布が記録されていますが、外来種のグリーンアノールの影響等により、1990年代までに父島列島で姿を消し、近年、母島で見られるのみとなったため、関係機関、団体、専門家、地域住民などと、生息域内外での保全対策に取り組んできました。 その一環で多摩動物公園と環境省新宿御苑においてオガサワラシジミの累代飼育にも取り組んできましたが、今春から個体の有精卵率が急激に低下し、繁殖が困難となり、2020年8月25日に飼育し
上野動物園 多摩動物公園 葛西臨海水族園 井の頭自然文化園 東京ズーネットは、公益財団法人東京動物園協会が運営する都立動物園・水族園の公式サイトです。 © Tokyo Zoological Park Society. All rights reserved.
上野動物園では、このたびキリンが生まれましたのでお知らせします。当園でのキリンの誕生は1983年6月以来、37年ぶりです。 生まれたキリン 誕生日 2020年2月2日(日) 頭 数 1頭 性 別 メス 両 親 母親:リンゴ 2015年3月24日 盛岡市動物公園生まれ 父親:ヒナタ 2010年5月25日 横浜市立野毛山動物園生まれ 経緯 リンゴとヒナタの交尾は確認されていませんでしたが、2019年6月に実施した糞中ホルモン測定の結果、リンゴに妊娠の可能性があることが判明しました。 その後、経過観察を続け、2020年1月21日には出産が近い兆候を認め、2月2日早朝に出産を確認しました。 公開予定などについて 公開日は決まりしだい、上野動物園ホームページにてお知らせします。 当園での飼育状況(2020年2月4日現在) 3頭(オス1、メス2) ※今回生まれた1頭を含みます。 国内の飼育状況(201
アフリカゾウは陸上でもっとも大きな動物です。もっとも長い鼻をもち、もっとも大きな耳をもち、そしてもっとも大きなウンコをする動物です。今回ご紹介するのはそんな陸上最大のウンコです。 動物園でゾウのウンコを見たことがある方も多いでしょう。1玉およそ2キロ弱もある大きなウンコです。それを1回5玉前後、1日10回ほど出します。つまり、1回約10キロ、1日約100㎏にもなります。しかし、その重さの大方は水分で、ある日、メスの「アコ」のウンコ1玉を量ると1.9キロでしたが、乾かしてみると750グラムになり、60%以上が水分でした。 ゾウのウンコは大きさだけでなく、その中身も特徴的です。そこで、ウンコを洗ってみることにしました。ウンコの中は粗くて長い草がいっぱい詰まっています。そこからリンゴの皮、オレンジ、タネ、木の葉までがそのまま出てきました。 個体によってウンコにも個性があります。若い「砥夢(トム)
もうすぐ2018年も終わります。今年一年、多摩動物公園のサーバルにもいろいろな出来事がありました。3年前に生まれたメスの「ルナ」は6月に群馬サファリパークにお嫁に行き、サーバル舎が静かになった7月以降、ルナ、そしてその兄弟「アポロ」を産んだ「ユリ」に3度発情が訪れました。 多摩動物公園では、サーバルたちは野生の生態にならって、ふだん単独で飼育していますが、メスが発情し、交尾する可能性のあるときはオスと数日間同居させます。 最初の発情は暑さも厳しくなってきた7月でした。相手は前回も同居させた「ポール」です。一度繁殖に成功した組み合わせですし、ポールはやさしい性格なのであまり不安はありませんでしたが、暑さのために同居時間が短く、交尾回数が少ないせいか妊娠にはいたりませんでした。 2度目の発情を迎えた9月、今回こそはと祈るような気持ちで見守りました。前回は最後の交尾から73日後に出産が見られたた
井の頭自然文化園水生物館では現在、7種類のカエルを飼育しています。2018年は2月27日にニホンアカガエルが裏の水槽で産卵をして、3月7日からオタマジャクシの孵化が始まりました。ゆでたホウレンソウなどを食べてオタマジャクシは成長し、5月5日からカエルに変態をして上陸を始めました。 『お玉杓子は蛙の子』の歌詞「やがて手が出る足が出る♪」を覚えている方も多いと思いますが、成長したオタマジャクシには先に足(後肢)が生えてきます。その後肢が立派に育ってから手(前肢)が出てくるのですが、前肢は割としっかりしたものが突然出てきます。 これは、前肢が生えてくる前に皮膚の下で十分育っているからなのですが、成長した前肢が皮膚を突き破って出てくるという瞬間を見たくて、後肢が立派に育ったオタマジャクシをガラスの水槽に入れ、下側から撮影してみました。
多摩動物公園のサーバルのメス「シオン」が、2018年4月25日に死亡しました。満21歳の大変な長寿でした。 1999年にスイスの動物園から2歳で来園し、その後たくさんの子どもたちをもうけてくれました。 最近では老化も進んでおり、できるだけ気持ちよく過ごしてもらえる環境づくりに努めていましたが、4月21日から急激に体調を崩し、死亡いたしました。死因は膵臓腫瘍でした。 ◎関連ニュース ・4世代続くサーバルたちを紹介します!(2017年8月18日) ・サーバル「ユリ」来園(2014年11月21日) ・バッタを見つけたサーバルたちは……(2005年5月20日) ・サーバルの赤ちゃん育ってます(2003年4月11日) ・サーバルの赤ちゃん、生まれたよ!(2003年3月14日) ・サーバルの赤ちゃん、アキラとキョウコ(2002年7月26日) (2018年04月28日) (2018年05月03日訂正)
上野動物園のハシビロコウのオス「シュシュ・ルタンガ」が昨日2018年3月1日、残念ながら死亡しました。死因は動脈硬化と感染症による心不全です。 シュシュ・ルタンガは2007年6月21日、ドイツのフォーゲルパークから来園しました。年齢は推定23歳以上です。 2018年1月下旬から右脚裏に出血が見られ、バックヤードで治療をおこなっていましたが、2月中旬に関節部に炎症が生じ、歩行時に脚を引きずるようになりました。元気を取り戻したようすも一時的に見られましたが、3月1日午後に脱力が見られ、17時45分に死亡を確認しました。解剖の結果、重度の動脈硬化が見られ、感染症を併発したため心不全を発症したものと思われます。今後、病理組織検査などを実施し、さらに詳細な死因について検討をおこないます。 シュシュ・ルタンガは野生由来の個体です。上野動物園のメスたちと同居を試みてきましたが、繁殖にはいたりませんでした
ジャイアントパンダ「シャンシャン」公開記念誌「シャンシャンすくすく6カ月」をウェブ公開 └─上野 2018/03/02 上野動物園東園ジャイアントパンダ舎で飼育しているジャイアントパンダ「シャンシャン」の一般公開(2017年12月19日)を記念して作成した記念誌「シャンシャンすくすく6カ月」(全8頁)をPDFで公開します。 誌面ではシャンシャン成長のようすだけでなく、園長のメッセージ、上野動物園でのジャイアントパンダ飼育の歴史、世界での繁殖の取り組みなどもご紹介しています。「かわいいだけでない」ジャイアントパンダについて、保護と繁殖の取り組みについても知っていただければ幸いです。
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダ「シャンシャン」の身体検査を、227日齢にあたる1月25日午前8時頃におこないました。体重は1月15日の14.9キロから1.5キロ増えて16.4キロでした。体長は測定していません。 母親「シンシン」とシャンシャンは、日中は室内展示場2号室と3号室、および屋外運動場A(2月1日から公開予定)で過ごしています。また、夜間は室内展示場2号室と3号室、および寝室で過ごしています。 1月13日以降、シャンシャンは屋外運動場Aにほぼ毎日出ており、1月24日(水)には初めて雪の積もった屋外運動場に出ました。驚いたり、怖がったりすることなく、雪の上を歩いたり、走ったり、木登りしていました。また、時折、雪を口に含むようすも見られました。 シャンシャンは一日のうち13時間から15時間ほど休息をとり、残りの時間を活動したり、お乳を飲んだりしていますが、そのリズムは
ご注意ください整理券は先着順配布です。集合時間帯の指定はできません。整理券は観覧するご本人に1枚ずつ配布します。1枚で1名様のみ観覧できます。観覧する方全員おそろいのうえで整理券をお受け取りください。お一人に複数枚の整理券をお渡しすることはできません。年齢にかかわらず、1人1枚整理券が必要です。配布当日、整理券に表示された集合時間帯に限り1回のみ有効です。整理券の再発行、集合時間帯変更、取替はいかなる理由でもできません。整理券は観覧受付場所で回収します。観覧のための待ち時間が生じることがあります。多くの方にご観覧いただくため、観覧は1人につき1日1回までとしてくださいますよう、お願いいたします。譲渡・転売などは固く禁じます。発覚した場合には観覧をお断りします。整理券の提示により当日の集合時間帯まで再入園ができます(最後の観覧時間のための再入園は16時まで)。整理券を受け取るためには、上野動
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの子「シャンシャン」(メス)は、11月19日で160日齢を迎えました。この日、午前8時36分から9時1分まで、18回目の身体検査を実施。体重は11月9日の9.9kgから10.6kgに増えました(+0.7kg)。体長は、シャンシャンが激しく動くため測定できませんでした。健康状態は良好です。 母子は寝室から室内展示場へと自由に行き来ができますが、室内展示場の観覧通路側はガラス面になっており、シャッターを降ろすことができます。休園日や開園前には、このシャッターを開け閉めし、観覧通路から見られる状態になれる練習もしています。 シャンシャンは以前にもまして室内を活発に動き回っています。扉の格子に登ろうとしたり、丸太の上に四肢で立ったりする姿も見られました。係員が掃除のために部屋に入ると、近づいて来たり、足にまとわりつきながら長靴を噛んだりすることもあり
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの子「シャンシャン」は、11月9日で150日齢を迎えました。 午前10時2分から10分まで、17回目の身体検査を実施したところ、体重は10月30日の9.1kgから9.9kgに増加(+0.8kg)していますが、体長は激しく動くため測定できず測定値はありません。健康状態は良好です。 母親(シンシン)と子ども(シャンシャン)は一日中、室内展示場2号室及び寝室への出入りを自由としており、午前中および夜間は室内展示場3号室も出入りできるようにしています。 室内展示場2号室では、観客通路に面した人の姿や声などに慣らすため、休園日である10月30日と11月6日に、シンシンとシャンシャンが室内にいる状態でシャッターの開閉をおこないました。その際、シャンシャンがガラス面の直前まで近づくようすも見られています。 また、屋外に慣らすため、11月7日からE2屋外運動
シャンシャンは歩き方がよりいっそうしっかりしてきて、低い段差を乗り越えながら産室内や室内展示場を歩く姿が見られます。また、母親(シンシン)の後を追いかけたり、じゃれ付いたりするようすもしばしば見られ、シンシンは前肢でシャンシャンをうまくあやしています。 また、まだ採食するわけではありませんが、母親の食べているタケをシャンシャンがかむようすも時々見られます。 シンシンは引き続き室内で過ごしており、現在は一日中、室内展示場2号室及び寝室への出入りを自由としています(公開はしていません)。また、日中は室内展示場3号室も出入りできるようにしています。 シャンシャンはまだ自力で産室から室内展示場へ移動することはありませんが、母親にくわえられて室内展示場に連れていかれることがあります。 シンシンは子どもの体を舐めたり、一日あたり2回ほどの授乳をしたり、排泄を促進したりするなどの世話をおこなっています。
9/21-10/22「第3回都立動物園アフリカフェア」プレイベント「京王の電車に乗って動物たちに会いに行こう! 多摩&井の頭Zoo×けものフレンズ すたんぷらりー」開催! └─多摩・井の頭 2017/09/14 多摩動物公園・井の頭自然文化園・京王電鉄株式会社では、2017年9月21日(木)から10月22日(日)までの間、「けものフレンズ」とコラボレーションしたスタンプラリー「京王の電車に乗って動物たちに会いに行こう! 多摩&井の頭Zoo×けものフレンズ すたんぷらりー」を開催いたします。 2017年10月21日(土)、22日(日)の第3回都立動物園アフリカフェア開催を記念して、「けものフレンズ」に登場するアフリカの動物キャラクターのスタンプを多摩動物公園、井の頭自然文化園、京王線「多摩動物公園」駅、井の頭線「吉祥寺」駅に設置します。 スタンプ帳にすべてのスタンプを集めた方に、オリジナルグ
最近、メディアの影響もあり、サーバルに人気が集まった結果、サーバルを知っていただく機会が以前よりも格段に増えました。そこで多摩動物公園のサーバルたちを紹介しましょう。 多摩動物公園では、野生のサーバルが狩りをするときの行動を再現するために、肉を高さ3メートル前後の位置に吊るし、その肉を取るためにサーバルを跳躍させる「サーバルジャンプ」を実施しています。 サーバルジャンプの主役として出番の多いオスの「アポロ」とメスの「ルナ」は、2015年に生まれた双子です。この2頭は、じつは4世代にわたるサーバル大家系の子どもたちです。現在、多摩動物公園で飼育している6頭は、1頭のメスを起点とした女系の家族なのです。 この家系の始まりは、現在20歳の「シオン」というメスで、アポロとルナの曾祖母にあたります。シオンは1999年にスイスの動物園から来園し、多摩動物公園で6回繁殖をしました。その中に「コウ」、そし
井の頭自然文化園で現在12頭展示しているフェネックは、世界で一番小さいキツネのなかまです。おとなでも体重は1キロ前後しかありません。体温調節に役立つ大きな耳や、砂の上も歩けるように毛でおおわれた足の裏など、暑い砂漠でのくらしに適応した身体をしています。 そんな砂漠でくらす野生動物としてのフェネック本来の姿を皆さんに見てもらいたいと思い、今回、放飼場を改修しました。外国の動物がくらす環境を完全に再現することはできませんが、手に入るものでなるべく自然に近づけた展示になるよう工夫しました。 新しく入れた砂漠風のベージュ色の砂は、ゴルフ場のバンカーや水処理の濾過に使うために輸入されている韓国産の「珪砂」です。植え込み内と運動場のまわりは、サハラ砂漠の約70パーセントを占めるという「礫砂漠」(れきさばく。2ミリ以上の粒で覆われた砂漠)の雰囲気を出すため、岐阜産の茶色い「チャート砕石」を敷き詰めました
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの子は、生まれた日を「ゼロ日齢」と数えると、昨日6月22日で「10日齢」。母子とも状態は安定しており、昨日3回目の身体検査をおこないました。その結果、子の健康状態は良好であり、性別はメスであると確認しました。 身体検査は午前11時43分から11時56分。子を保育器の中に入れ、体の状態を検査するなど、身体検査をおこないました。体重は283.9グラム(5日前[6月17日]測定時の178.9グラムから105グラムの増)、体長は17.6センチ(6月17日の16.4センチから1.2センチの増)。 上の動画でもわかるとおり、目の周りや耳は黒みを増し、肩のあたりの黒い帯は前足の先まで色が濃くなってきました。また、後ろ足も黒くなってきました。 検査の際、中国ジャイアントパンダ保護研究センターから招いている専門家とともに外部生殖器を目視確認し、さらに同センター
青井邦夫、市村裕子、加藤真、河村清吾、功刀映、小松啓次郎、白石暁子、鈴木浩司、髙野二郎、中野春美、野中圭樹、原田みすず、森實一章、渡部弘美、他36名
多摩動物公園で2015年9月28日、サーバルの赤ちゃんが2頭生まれました。母親の献身的な子育てのもと、2頭はすくすくと育っています。サーバルの赤ちゃんが無事に育つのは2003年以来、じつに12年ぶりのことです(2008年に「シオン」が繁殖しましたが、残念ながら死産でした)。 ・サーバル誕生のニュース(2015年10月8日) 今回の母親「ユリ」は羽村市動物公園から2014年10月に多摩動物公園にやってきました。来園当初は約1歳だったユリの顔つきは幼く、行動にはあどけなさが感じられました。しかし、来園後1か月も経たないある日、運動場に出たユリから発情時特有の甲高い声が聞こえてきました。 その後、ユリにかわって運動場に出たオスの「ポール」が、ユリの残したにおいを嗅ぎ取って鳴くという反応をわずかながら見せました。ユリが成獣ならこのタイミングでポールと同居させて繁殖を試みることも考えられますが、まだ
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