1995年1月17日、阪神淡路大震災から30年。戦後、初めて大災害の恐ろしさを知らしめた大震災。一方で絆の大切さを教えたのも同じ震災だ。ある家族の30年を描く。 1995年1月17日5時46分、阪神淡路大震災から30年。番組では、二人の子を失い、その後二人の子を授かった家族の30年を伝える。今も語り継ぐ活動を精力的におこなう父。亡き兄のランドセルを背負い学校に通った息子は「自分も父のように活動をすべきか」悩んだ。しかし「今ある命を大事にして精一杯生きる」と答えを出し、特別支援学校の教員の道を歩み始めた。大震災の記憶、失ったものと向き合う家族の30年を描く。
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