表情まで取り込んだ3Dアバターを,Webカメラ1つでリアルタイムに生成。SIGGRAPHで見た「ゲームにも使える先進技術」 ライター:西川善司 SIGGRAPHの人気イベント「Real-Time Live!」(以下,RTL)では,今後のゲーム開発シーンに影響を与えるのではないかと感じる2種類の技術が披露された。1つは写真からリアルタイムに3Dグラフィックスのアバターを生成する技術の話題で,もう1つは物理シミュレーション分野の話題だ。それぞれの概要をレポートしよう。 Webカメラ1台でリアルタイムに3Dアバターを作る新技術 Pinscreen こちらはXbox Live用のアバターをWindows 10上で作成するアプリ「Xbox Avatars」の画面。典型的なモンタージュ写真方式である 任天堂の「Mii」やMicrosoftの「Xbox Live」におけるアバターのように,ソーシャル要素