島尾ミホさんが亡くなった。八十七歳。とぅしびーは祝ったであろうし、満年齢なら、とーかちも祝ったか、と思い、いや彼女はカトリック教徒だったなと思いおこして自分を少し苦笑した。 書棚を見ると彼女の「海辺の生と死」(参照)がそこにある。この書物はこの十年以上の年月、私の存在をいつもじっと見つめている。干刈あがたの本と一緒に、私が沖縄に出奔する前からいつも身近にあり、今もある。 「海辺の生と死」と島尾ミホさんについて、私の胸にこみ上げるような思いがいろいろとある。だが言葉にならない。死は悼むべきだが、彼女は天寿に近い。その死を強く悲しむものではないが、なにか泣きたいような思いだけはこみあげてくる。 本を手に取りなんども読んだページをめくりながら、その感情のコアがどこにあるのかと問い直すまでもなく、それが何であるはわかる。だが、それをどう書いたらいいのだろうかとなるとまるでわからない。そこに記されて
アレクサンドル・ソクーロフ 1951年ロシア・イルクーツク生まれ。軍人であった父親の勤務地の関係で、少年時代をトルクメニスタン、ポーランド等で過ごす。ゴーリキー大学、モスクワ国立映画大学を卒業し、レニングラード・ドキュメンタリー映画スタジオ及びレンフィルムで働く。1987年までの作品は当局よりことごとく公開禁止となり、ペレストロイカ後になって初めて公開可能となった。公開されるや世界的に注目を浴びる。現在に至るまで旺盛な製作活動を続け、常に問題作を投げかけている。ドキュメンタリー、劇映画双方を手掛け30余りの作品を発表している。日本にも深い関心を寄せ、「オリエンタル・エレジー」「穏やかな生活」「ドルチェ-優しく」の日本三部作を日本で製作した。主な作品に「マリア」「日陽はしずかに発酵し---」「ストーン」「静かな一頁」「精神の声」「モレク神」などがある。 2000年(第57回)ヴェネチア国際映
織田信長 ぼちぼち、元気にやっています。少し薬にも慣れた...んかなぁ。相変わらず食べられないけど。朝、指がこわばって文字なんて入力できなかったけど、それはほぼなくなった。関節もどこも痛くない。薬効いてきたんやろな。 で、ブログを書こうと言う気がまた起きてきた。 …
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