駅弁といえば「幕の内」スタイルを基本として、寿司、釜飯、鶏めし、牛めし、ご当地の産物を使った名物料理など、様々な種類のものが売られている。「購入してから列車内で食べる」という事情のため、どの製造業者も「冷めてもおいしいごはんやおかず」を工夫している。そんな中で、従来の駅弁の常識をくつがえす「おかゆ」の駅弁があるのだ。 「上州の朝がゆ」350円 パッケージには薪を割る夫とおかゆを作る妻の姿 「だるま弁当」の高崎駅で、朝限定で販売 珍しい「おかゆ」の駅弁。それは、群馬県の高崎駅で販売されている「上州の朝がゆ」だ。高崎駅といえば「だるま弁当」が有名。そしてこの「上州の朝がゆ」もだるま弁当と同じ駅弁製造会社「たかべん」が製造販売している。朝がゆとあるように、7時〜9時の時間帯で100個限定。売り切れるほどの人気だ。そのため「駅弁はお昼ごはん」と考えている日中の旅行者には買えない。来年は販売開始から