トップ > 富山 > 7月19日の記事一覧 > 記事 【富山】 立山地獄谷 火山ガス噴気 活発に Tweet mixiチェック 2012年7月19日 環境省 濃度測定、実態把握へ 火山ガスで遊歩道が通行止めの北アルプス・立山の地獄谷(立山町)で、昨季よりも噴気活動が活発化していることが環境省の立山室堂地区安全対策委員会の調査で分かった。同省は濃度を測定して実態を把握するほか、代替ルートを検討する。 同省松本自然環境事務所によると、六月の調査で、噴気孔の位置が移動し、噴き出された泥が遊歩道に堆積しているのを確認。火山ガスの噴出量が増えた場所があり、周辺のハイマツが茶褐色に変色した。担当者は「火山ガスの影響に間違いはない」と話す。 同省は七月末~九月に周辺二百八十四カ所のガス濃度を測定し、濃度分布図を作製する。代替歩道は複数ルートを比較して絞り込み、九月に地元関係者に説明会を開く。 昨季は、