発売された平成新山雲仙溶岩焙煎コーヒー=14日午前11時18分、長崎県島原市の島原市役所 「平成新山・雲仙溶岩焙煎(ばいせん)珈琲(コーヒー)」を長崎県島原市の総合食品会社が15日、売り出した。ドリップパックは6袋500円。豆は200グラム入りが940円。 溶岩をガスで真っ赤に熱し、その放射熱で通常の3倍の時間をかけて低温焙煎した。石焼きイモと同様に中まで熱が通り、「冷めてもまろやかな味わい」と同社。 試飲した横田修一郎市長は「噴火災害で散々苦しめられてきたが、これからは災害の遺物を逆利用する時代」。市を目覚めさせる一杯となるか。