尋問は、2時間半にわたって、告発文書や県庁職員へのアンケートなどに記載されていた知事のパワハラの疑いを中心に質疑が行われました。 この中で斎藤知事は、委員から「出張先で玄関の20メートルほど手前で公用車を降りて歩かされ、出迎えた職員らをどなり散らした」という記載が事実か問われたのに対し、「歩かされたことを怒ったのではなく、円滑な車の進入経路を確保していなかったことを注意した」などと説明しました。 また、「夜間、休日など時間おかまいなしの指示が矢のようにやってくる」という記載については「案件によっては遅い時間や休日に連絡したことはある。知事として報告、連絡、相談をしっかりしてほしいという思いが強かった」と述べました。 その上で、「必要な指導だと思っていたが、不快に思った人がいれば、心からおわびしたい。パワハラかどうかは私が判定するというより、百条委員会などが判定するものだ」と述べました。 さ