8日午後8時前から9時前にかけて、トカラ列島近海を震源とする地震が8回あり、鹿児島県十島村の小宝島で、最大で震度3の揺れを観測しました。これらの地震による津波の心配はありません。 気象庁の観測によりますと、震源はいずれもトカラ列島近海で、震源の深さはごく浅い場所から10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは2.0から3.6と推定されています。 福岡管区気象台は「もともと地震の多い地域で、1度地震が起きたら何度も繰り返す傾向がある。ことしの7月にも震度3の揺れを伴う地震が相次いだが、今回の地震は少し規模が大きく数日は同じ規模の地震が続く可能性があるので注意が必要だ」としています。