望遠鏡って何だろう 望遠鏡とは、 焦点距離の長い凸レンズと、焦点距離の短い凸レンズを、それぞれの焦点が同じところに重なるようにしたもの のことだ。それだけのことだ。 すると、物が大きく、そしてさかさまに見える。どうしてだろう。 凸レンズで太陽の光を集めて、火をつけたり紙を焦がしたりするよね。同じようにして、夜、蛍光灯のついた部屋の中で、床に紙を置いて、凸レンズで蛍光灯の光を集めてみよう。凸レンズの位置をいろいろ変えていくと、紙にくっきりと、蛍光灯がうつるはずだ。 これを虫眼鏡などの凸レンズで見ると、大きく見えるはずだ。 つまり、1つ目の凸レンズで光を集めて像を作り、これをもう1つの凸レンズで大きくして見る。これが望遠鏡の原理だ。 そして、太陽の光が一点に集まった時の、レンズと光が集まったところの間の距離が焦点距離だ。 ちなみに、2枚の凸レンズの焦点距離の比、つまり、 1枚目の凸レンズの焦点