カルナバイオサイエンスに誹謗中傷や脅迫をしていたなどとして、2024年11月7日に神戸地検に強要未遂罪で起訴された50歳代の被告人が、三菱UFJ銀行の管理職の元行員(起訴後に懲戒解雇)であることが、本誌の取材でこのほど明らかになった。 起訴された元行員は、カルナバイオサイエンスに対し匿名で、悪質な脅迫のメールを送ったり、大手インターネット企業が運営するウエブサイトの掲示板に誹謗中傷の書き込みを繰り返したりしていた。脅迫や誹謗中傷は、2023年12月以降に目立つようになり、相当数に上ったという。 カルナバイオサイエンス役員の写真を貼り付けて「無能な経営者」と誹謗中傷したり、「死ね」と脅迫するなど悪質性が高いことから、同社は警察に相談。2024年8月1日に兵庫県警は威力業務妨害や脅迫の容疑で元行員を逮捕した。その後、2024年11月7日に神戸地検は、脅迫罪よりも重く、罰金刑が設けられていない強