【読売新聞】 大相撲の横綱照ノ富士(33)(本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ヶ浜部屋)が初場所5日目の16日、現役引退の意向を固めた。関係者が明らかにした。 昨年名古屋場所で10回目の幕内優勝を飾り、その後は糖尿病や膝のケガで2場
【読売新聞】 大相撲の横綱照ノ富士(33)(本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ヶ浜部屋)が初場所5日目の16日、現役引退の意向を固めた。関係者が明らかにした。 昨年名古屋場所で10回目の幕内優勝を飾り、その後は糖尿病や膝のケガで2場
角界のご意見番だった元横綱北の富士氏が逝った。NHK相撲解説者の竹沢勝昭氏が亡くなっていたことが20日、分かった。82歳だった。関係者によると秋場所後に体調を崩して、入院していた。12月に都内の八角部屋でお別れ会が開かれる予定。名門出羽ノ海一門を破門されたが、70年初場所後に52代横綱に昇進して通算10度優勝。引退後は千代の富士、北勝海(現八角理事長)の両横綱らを育てた。協会幹部として期待されたが早期退職で解説者に転身し、歯に衣(きぬ)着せぬ論評で人気があった。現役時代も派手な行動で再三話題となり、逸話に事欠かない存在がまた一人幕を下ろした。 ◇ ◇ ◇ 北の富士氏は、秋場所後に体調を崩して入院していた。この日、82歳でなくなっていたことが分かった。98年春から長年にわたってNHK解説者として活躍した。アナウンサーの問い掛けにたまに上の空で、年を感じさせたこともあったが、力士、土俵
大相撲の第64代横綱を務めた米国ハワイ出身の曙太郎さんが心不全で亡くなっていたことが11日、分かった。54歳だった。同期入門だった若貴兄弟としのぎを削り、2人より先に横綱昇進。かたき役になり膝の故障になきながら、長身を生かした突き押し相撲で11回の幕内優勝を遂げた。現役引退後は総合格闘家としても活躍。近年は闘病生活を送っていたが、今月に入り体調が急変していた。 ◇ ◇ ◇ 曙さんはハワイの大学を中退し88年春場所、18歳で初土俵を踏んだ。後に兄弟横綱となる3代目若乃花と貴乃花の若貴兄弟、大関魁皇ら「花の六三組」。2メートルを超す長身を生かした突き押し相撲で、特に貴乃花とは熾烈(しれつ)な出世争いを展開。新十両、新入幕と新三役こそ貴乃花に2場所遅れながら、序ノ口から歴代1位の18場所連続勝ち越し。92年名古屋場所の新大関、そして93年春場所での横綱昇進は、いずれも貴乃花を4場所、11
春場所の優勝争いは14日目を終えて ▽24歳の新入幕で、2敗の単独トップ、尊富士と ▽星の差1つの3敗で追う大の里の2人に絞られていました。 尊富士は23日の取組で右の足首にけがをして救急車で病院に搬送されましたが、千秋楽の24日も出場し、平幕の豪ノ山と対戦しました。 右の足首をテーピングなどで固めて臨んだ尊富士は突き押し相撲が持ち味の豪ノ山を左四つに組み止めて土俵際に追い込み、最後は押し倒して勝って、13勝2敗とし、初優勝を決めました。 新入幕の力士が優勝するのは大正3年の元関脇・両國以来、110年ぶりです。 また、日本相撲協会によりますと、大いちょうが結えない力士の優勝は極めて異例です。 そして、新入幕の力士が13勝目を挙げるのは、1場所15日制が定着した昭和24年の夏場所以降、元横綱・北の富士など3人に並ぶ最多の記録となりました。
突っ張り一本やりの気っぷのいい相撲と、甘いマスクで一世を風靡(ふうび)した元関脇寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が17日、東京都内の病院で死去した。60歳だった。父が名関脇、3兄弟も関取で逆鉾との兄弟同時関脇も達成。通算出場など、数々の出場回数記録で歴代10傑入りするなど、116キロの細身の体ながら“鉄人”の異名も誇った。以前から不整脈など心臓に持病を抱えていた。先月の九州場所も全休して約2カ月間入院。その後退院し、復帰に向けてリハビリを続けてきたが、体調が急変した。 錣山親方の危篤の報を受け、弟子の小結阿炎(29)らは急きょ、冬巡業が開催されていた関西から帰京した。入院していた都内の病院で錣山親方は、関係者らにみとられたようだ。先月の九州場所も不整脈で入院し休場していた。昨年九州場所で愛弟子の阿炎が、錣山部屋史上初の幕内優勝を果たした時も心臓の病気で入院中だった。「心臓で入院しているのに
大相撲で6場所の出場停止処分を受け、大関から三段目まで番付を下げた朝乃山が、名古屋場所2日目の11日、およそ1年ぶりに本場所の土俵に復帰し、白星を挙げました。 朝乃山は、外出が禁止されている期間に接待を伴う飲食店に複数回出入りしたなどとして、去年の名古屋場所から6場所の出場停止などの処分を受けました。 出場停止が続いたことで朝乃山は去年の名古屋場所で大関から陥落し、さらに番付を三段目まで下げていました。 処分が明けた今場所は西の三段目22枚目で迎えて、11日の2日目に同じ三段目の剛士丸との対戦が組まれ、朝乃山はおよそ1年ぶりに本場所の土俵に復帰しました。 朝乃山は、対戦前の土俵下で館内の天井を見上げるなどして取組に備えました。 土俵に上がっての一番では、立ち合ってすぐに右を差したあと、前に出て相手を寄り切り、大関だった去年の夏場所以来の白星を挙げました。 朝乃山の復帰した一番に館内からは拍
日本相撲協会によりますと、横綱 白鵬は3日に嗅覚に異常があったため、4日に病院で新型コロナウイルスのPCR検査を受けたところ、5日朝に陽性がわかったということです。 相撲協会は、白鵬と接触したと考えられる宮城野部屋の力士について、5日にPCR検査を行うとともに、今後は保健所の指示に基づいて対応するとしています。 相撲協会の芝田山広報部長は、白鵬が保健所の指示で入院することを明らかにしました。 そのうえで「においがしないということで始まったが、今のところ発熱などの連絡は入っていない。部屋の関係者は全員検査を受ける」と説明しました。 白鵬は去年の春場所で史上最多を更新する44回目の優勝を果たしましたが、その後は、右ひざの手術の影響などで、自身初めて3場所連続で休場し、去年の11月場所後に横綱審議委員会から「休場があまりにも多い」として「引退勧告」の次に重い「注意」の決議を受けていました。 去年
新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため、13日に28歳で亡くなった大相撲の三段目力士、勝武士(しょうぶし)さん。所属の高田川部屋(東京都江東区)は、高熱を出した当初は「医療機関の受け入れ先が見つからなかった」と日本相撲協会に報告したというが、都内の医療従事者は「救う方法はほかにあったはずだ」と疑問を呈する。今後予想される感染拡大の第2波に向けて、今回の悲劇を繰り返さないためにも、角界の危機管理体制を検証する。(夕刊フジ編集委員・久保武司) ◇ 勝武士さんの死は角界にとどまらず、日本全体にとって衝撃的な出来事だった。厚労省によれば、新型コロナウイルスによる20代の死者は初めて。現役力士はもちろん、アスリートの訃報も初めてだった。 相撲協会の発表によると、勝武士さんは4月4日に38度を超す高熱を出した。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)らが保健所に翌5日まで電話をかけ続けたが、つながら
大相撲の幕下以下の力士が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。大相撲の力士に感染者が出たのは初めてです。日本相撲協会によりますと感染が確認されたのは幕下以下の力士です。 力士は8日から都内の病院に入院して新型コロナウイルスの検査を受けていましたが、10日、陽性と判定されたということです。大相撲の力士に感染者が出たのは初めてです。 力士が所属する部屋では現在、稽古を中止し原則、外出禁止としているということで、ほかに体調不良を訴えている力士などはいないとしています。 相撲協会は今後、感染した力士の行動などを調査していくことにしています。相撲協会では来月、東京 両国の国技館で予定されている夏場所について、いったん2週間延期を決めたうえで、感染の状況によっては無観客での開催や中止を含め変更する可能性もあるとして協議しています。 日本相撲協会の芝田山広報部長は「夏場所の開催に向けて準
ほんだ @1108Hjunjun 吉田沙保里が大相撲のゲストで来てるんだけど、取組後に左腕を庇う高安を見て「きっと左腕が入った時に腕が決まったんですね…(スローリプレイを見ながら)あ、この場面ですね…」と一瞬で怪我の瞬間を見極めてたしその後肘の怪我の分析までし始めて、まじかこの人という感じ。 リンク Wikipedia 吉田沙保里 吉田 沙保里(よしだ さおり、1982年(昭和57年)10月5日 - )は、日本のレスリング選手・指導者。女子レスリング個人で世界大会16連覇、個人戦206連勝を記録し、「霊長類最強女子」の異名を持つ。2012年には13大会連続世界一でギネス世界記録認定、国民栄誉賞受賞を成し遂げた。紫綬褒章受章者(2004年、2008年、2012年)。父親はレスリング選手・指導者の吉田栄勝。 中京女子大学(現・至学館大学)卒業。同大学元副学長。学位は学士 (健康スポーツ科学)。
日本を訪れているアメリカのトランプ大統領は26日夕方、安倍総理大臣とともに大相撲を観戦し、優勝した朝乃山に対し、みずから「アメリカ大統領杯」を手渡しました。 このあと両首脳は、それぞれヘリコプターで都内に戻り、両夫人とともに東京 両国の国技館で千秋楽を迎えた大相撲夏場所を観戦しました。 現役のアメリカ大統領が大相撲を観戦するのは、初めてです。 両首脳が、場内に姿をあらわすと観客が一斉に立ち上がって大きな歓声と拍手が起こり、スマートフォンなどでさかんに撮影したのに対し、トランプ大統領は、手を振って応えていました。 両首脳は、正面の「マス席」に設置されたソファーに座り、日本相撲協会の八角理事長から説明を受けながら、後半の取組5番を観戦しました。 また、安倍総理大臣が土俵を指さすなどしてトランプ大統領に説明する場面もみられました。 優勝力士の表彰式では、安倍総理大臣が総理大臣杯を渡したのに続き、
日本相撲協会は、アメリカのトランプ大統領や安倍総理大臣が大相撲を観戦する座席を確保するため、国技館の土俵に近い「マス席」を取り払ってソファーを設置したほか、座布団などを物を投げないよう観客にチラシを配って呼びかけるなど、極めて異例の対応を取りました。 この時は、天皇皇后両陛下が観戦される際に使用する「正面2階」の「貴賓席」が用いられました。 今回の観戦では、土俵に近い正面中央の最前列のマス席がトランプ大統領とメラニア夫人、安倍総理大臣と昭恵夫人に用意されました。 「マス席」は、1メートル30センチ四方の鉄製の枠で囲まれた中に座布団が敷かれた座席で、大人4人がゆったり座るには、決して広いとは言えません。 こうしたことなどから、前日の夜から正面のマス席の最前列について、この鉄製の枠を取り払う工事が行われたうえ、赤いじゅうたんが敷かれました。 じゅうたんの上にはソファーが設けられ、特別な観覧席が
5月下旬に予定されているトランプ米大統領の来日をめぐり、大相撲観戦が日程に組み込まれ、米国側が優勝力士への内閣総理大臣杯の授与役をトランプ氏が担いたいとの意向を日本政府に伝えていることが11日、政府関係者への取材で分かった。外国元首による総理大臣杯の授与は極めて異例で、安倍晋三首相とともに土俵に上がる案も浮上。関係機関は警備上の課題などについて検討を進めている。 政府関係者らによると、トランプ氏は5月26~28日の日程で日本を訪問する予定で調整が進められており、日本政府は国賓として招待している。観戦が見込まれるのは来日初日の26日で、両国国技館(東京都墨田区)での夏場所千秋楽に当たる。 同場所は元号が令和に変わって最初の興行。シンボリックな行動を好むトランプ氏側は、国技での表彰が日米の友好関係を強調できる格好の場面だと判断したとみられる。政府関係者によると、希望は総理大臣杯の授与役として伝
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