「いいよもう!どうせ死ぬんだから!」 「…ばかだなあ。死にたきゃ死んでいいけどさ、じゃあおれの話を聞いてからにしろ。そのくらいはしてくれてもいいだろ」 「…」 「あのなあ、お前おれにうんこぶつけてきてんだよ」 「うんこ?」 「うんこ」 「なにそれ」 「腹痛いときとかさ、もうやべえってときあるじゃん」 「うん」 「どのくらいガマンできる?」 「うーん」 「3歩あるいたらアウトくらいのときとかさ」 「そんなの無理じゃん、ガマン無理」 「だよな?」 「うん」 「ちなみに、そういうときってどうすんの?」 「そういうときって?」 「うんこ漏れそうなとき。そのまま漏らすの?」 「トイレ行く」 「まあそうだよな」 「うん」 「人間ってな、みんなうんこすんだよ」 「うん」 「知ってた?」 「うん、まあ」 「生きてるとな、自然とうんこしたくなるの、なんにもなくても」 「うん」 「親も友達もみんなうんこすんの
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