約3500万年前の巨大小惑星衝突、長期的な気候に影響なさそう2024.12.27 23:00 Kenji P. Miyajima 小惑星のインパクトは思ったよりディープじゃなかったようで。 これまでに幾度も地球の歴史を根底からひっくり返してきた小惑星や隕石の衝突。種の75%を絶滅させるほどのインパクトぶりを見ると、地球の気候なんて軽く変えちゃうんだろうなと思いますよね。 ところが、約3500万年前に地球に衝突した2つの巨大小惑星は、長期的な気候変動を引き起こさなかったことが最新の研究で明らかになりました。 3500万年前に相次いだ小惑星の衝突約3500万年前に相次いだ(といっても地質学的な時間なので結構間隔は開いてます)小惑星の衝突によって、ロシアのシベリアに直径約100kmのポピガイ・クレーターと、アメリカのチェサピーク湾に直径40~85kmのクレーターが形成されました。地球の歴史上、4