プリンスがコバルト・ミュージック・グループと新たなレコード契約を結んだ。プリンスはコバルト側に今後発表する作品の販売権を認めたかたちになるが、これまでワーナー・ミュージックとの間で揉めた経緯もあることから、自作への著作権のコントロールは自らが保持するようだ。一方でプリンスは、コバルト所属の新人アーティスト育成の手助けもするという。 ◆プリンス画像 コバルトのリチャード・サンダース社長は声明で「プリンスは常にレーベルのパートナーとの間において自由を求めてきたアーティストですが、今回の新契約によってその柔軟性が彼に与えられたかたちになります。私達はあらゆる形で高いレベルの多様なサービスを提供するつもりです。特にプリンスの今後のリリース毎に彼のビジョンに合わせるようにして、プリンスからより多くの楽曲を世界中の皆様にお届けしていくつもりです」と語っている。 通常の音楽レーベルは、所属アーティストの