明日は我が身!?痴漢えん罪を回避する5つの極意 つり革つかみ両手を挙げ 名倉正博さん 電車内で女子高生に痴漢をしたとして強制わいせつ罪に問われた大学教授の上告審で、最高裁第3小法廷は14日、有罪とした1、2審を破棄し、無罪を言い渡した。女性との接触が避けられない満員電車で通勤するサラリーマンには人ごとではない話だろう。夕刊フジではかつて「痴漢冤罪から身を守る5カ条」を掲載し、ネットなどでも反響を呼んだが、ここで改めておさらいしてみたい。 防衛医科大教授の名倉正博さん(63、国語・国文学、休職中)は2006年4月18日午前8時ごろ、東京・世田谷区を走行中の小田急線電車内で女子高生(当時17)の下半身を触ったとして逮捕・起訴された。 被害者にネクタイを捕まれ駅員に突き出されたその日から勾留は30日間に及んだが、一貫して無罪を主張。しかし、取り調べは被害者の“詳細な供述”を前提に進められ、1、2