(株)インフォマティクスが運営する、GIS・AI機械学習・数学を楽しく、より深く学ぶためのWebメディア 小数導入に成功した偉人ステヴィン 小数の考え方はネイピア(1550〜1617)とほぼ同時期のシモン・ステヴィン(1548-1620)によって考えられました。 シモン・ステヴィン(1548-1620) ステヴィンの小数の表記法が普及することはありませんでしたが、これが人類がはじめて目にした小数でした。 現代人にとって、小数および小数点はあまりにも身近であるがゆえに容易な存在です。小数がなかった時代を誰が想像できるでしょうか。 人類は有史以来、ほとんどの時代を小数なしに生きてきました。私たちが小数を使いはじめて、まだ400年しか経っていません。 それほどに十進小数ならびに小数点の発明は偉業といえます。 ステヴィン小伝 オランダ人であるシモン・ステヴィンは1548年にベルギーで生まれました。