サッカーのイングランド代表が06年W杯予選で北アイルランドとの英国対決のため、18年ぶりにベルファストに乗り込んだ。一見、北アイルランド和平に進展が見える街だが、宗教による分断は厳然と残っていた。
サッカーのイングランド代表が06年W杯予選で北アイルランドとの英国対決のため、18年ぶりにベルファストに乗り込んだ。一見、北アイルランド和平に進展が見える街だが、宗教による分断は厳然と残っていた。
スコットランド自治政府首相でSNP(スコットランド国民党)党首のニコラ・スタージョンが、ネット上で感情にまかせた誹謗中傷やヘイト発言を繰り返しているSNP党員たちを一掃する意志を宣言した。 この声明は、女性や同性愛者に対する蔑視的な中傷や、排外的表現、労働党議員への暴力的攻撃の予告などを展開しているSNP党員数人のツイッター・アカウントがスタージョンのアカウントとリンクしていたことを英紙デイリー・メールが暴露した翌日に発表された。 スコットランド自治政府首相ニコラ・スタージョンSNPは労働党よりも左翼的な進歩的なポリシーで知られるが、その一方で過剰なナショナリズムを剥き出しにする攻撃的な党員も存在し、昨年行われたスコットランド独立の是非を問う住民投票の前からネット上での過激な言動が問題視されてきた。スコットランド版ネトウヨと呼べる彼らはメディアにCybernat-サイバーナット(Cyber
菅義偉官房長官は19日午後の記者会見で、英国・スコットランドで行われた独立を問う住民投票で独立反対が過半数を占めたことについて、「政府としてコメントすることは差し控えたい。大きな混乱がなくてよかった」と述べた。 菅氏は、沖縄県でも独立や自治権拡大を求める声があることについて問われると、「日本では英国のように帰属を決めるというところまで歴史的にはなじんでいない」と、否定的な見解を示した。 11月の沖縄県知事選への立候補を表明している下地幹郎・元郵政民営化担当相が、沖縄独立を問う県民投票の実施も視野に入れていることについては「いろんな方が出て、いろんなことを言えるのが、民主国家としての日本の選挙制度なんだろう」と話した。
Scotland has voted against becoming an independent country by 55% to 45%. Should Scotland be an independent country? Votes % NO
2014年09月18日 言葉による政治、スコットランドの未来 いよいよ9月18日となりました。まだイギリスは時差がありますが、日本で朝が明けて皆さんが出勤する頃、イギリスでは「9月18日」に日付が変わり、イギリスの運命がきまる大きな一日となります。スコットランドの住民投票で、スコットランドの人々が、「連合王国」の将来を決定することになります。 さきほど、デイヴィッド・キャメロン首相のスコットランドのアバディーンでの演説を動画で聴きました。とても迫力がある、情熱的で、説得的な演説でした。さすがです。イギリスの首相は、議会でつねに洗礼を受けて、言葉で人々の心を動かす訓練を続けています。キャメロン首相も、運命の投票日の三日前に、言葉によってスコットランドの人々に語りかけました。私はちょうどその日、史料収集で滞在したロンドンから帰国便の飛行機の中にいて、その演説を聴くことができませんでした。ロンド
【はじめに】 スコットランド情勢が緊迫してきました。この問題は、ベルギーや沖縄にも影響を与えます。21世紀は再び「ナショナリズムの世紀」となるかもしれません。 拙著『宗教改革の物語─近代、民族、国家の起源─』(角川書店、2014年4月刊)は、まさにこのような事態を想定して書きました。ただし、私が考えていたよりも事態の進捗が早いです。 分析メモ No.98「スコットランドの独立に関する住民投票」 【事実関係】 9月18日、スコットランドで連合王国(英国)からの独立の是非を問う住民投票が行われる。 【コメント】 1.―(1) 英国の正式名称は「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国(the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」で、略称はUKになる。日本外務省では、外交行事のときは「連合王国」という略称を用いる。 英
スコットランドで何が起こっているのか――民族とアイデンティティを超えた独立運動 久保山尚 スコットランド史、スコットランド政策研究 国際 #スコットランド#独立運動 イギリス[*1]北方のスコットランドは、UKからの独立を問う住民投票を間近に控えている。 2012年にUK・スコットランド両政府間で住民投票開催が合意され、独立賛成派と反対派がキャンペーンを繰り広げてきた。独立賛成・反対への支持は、2013年末~2014年初頭に若干賛成派が伸びを見せたものの、一貫して賛成3割強、反対5割弱程度で推移し、スコットランドはUK内にとどまるものと思われてきた。 しかし8月に入り、独立への支持が急速に伸び始め、最新の世論調査では賛成派が過半数を超える[*2]など、状況は刻一刻と変化している。スコットランドの独立が俄かに現実味を帯びてきているのだ。 いったい何が起こっているのか。何がスコットランド人を独
スコットランド・ゲール語(スコットランド・ゲールご、英: Scottish Gaelic)は、スコットランドで話されるインド・ヨーロッパ語族のケルト系言語である。ゲール語では Gàidhlig と綴り、[ˈkaːlikʲ] ( 音声ファイル)と発音する。 スコットランドにおけるゲール語の使用は5世紀のスコット族(英語版)の入植に始まるとされるが、それよりも前からスコットランドに住んでいたケルト系のピクト人もゲール系言語を話していた可能性を指摘されている。そのスコット族はアイルランドから入植したので、アイルランドとスコットランドのそれぞれのゲール語は同じ起源を持つと考えてよい。 ゲール語は18世紀中盤にキルトやバグパイプとともに禁止され、使用が再び許された後も学校における英語教育の徹底が図られた結果、その使用は徐々に衰退したが、現在もスコットランド西海岸ならびにヘブリディーズ諸島などで話され
左派新聞ガーディアンが、まだ千々に乱れている。 12日社説の「ナショナリズムは社会の不平等性を正す答えにはならない」の宣言をもって、スコットランド独立反対のスタンスで落ち着いたと思っていたら、投票2日前になって、それに真向からカウンターをかけるような文章をばーんと出して来た。 ちょうど今、ビリー・ブラッグという人のことを調べて書いている最中なのだが、その記事を書いたのが他ならぬ彼なのだからこの妙なシンクロ具合は気になってしかたない。 以下、抄訳。 僕がフラストレーションをためている最大の理由は、イングランドの左派が、ナショナリズムというものは一種類ではないということに気付いていないということだ。様々な種類の社会主義についてデモやカンファレンスで簡潔に説明できる人々が、ナショナリストの違いということになるとどうもわかっていない。 最近、SNP(スコットランド国民党)とBNP(英国国民党)には
スコットランドの英国からの独立を問う住民投票が、18日に行われる。独立に賛成する「Yes」の票が「No」を1票でも上回れば、1707年のイングランドとの合併から307年ぶりに、連合王国からの独立が決まる(2016年に実施予定)。 スコットランドの行く末そのものと同時に、カタルーニャ(スペイン)など世界の独立運動への影響も気になるところだ。英ガーディアン紙などは、沖縄独立を目指す活動家らがスコットランド入りし、情報収集を始めたと伝えている。 【中国ではなく「日本が侵略者」と活動家】 ガーディアン(9月15日付)によれば、沖縄独立を掲げる『琉球民族独立総合研究学会』のリーダー格、友知政樹研究理事(沖縄国際大学教授)らメンバー数名が、15日に現地入りした。市民や学者、独立運動を牽引するスコットランド国民党(SNP)幹部に直接面会し、意見を交わしたい意向だ。地元紙・琉球新報の記者も同行しているとい
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