約3800年前にマグニチュード9.5の地震がチリ北部で発生していたこと新たな研究で分かった。 この地震によって巨大な津波が発生し、ニュージーランドに押し寄せたという。 津波に襲われた沿岸部は、その壊滅的な影響により、1000年にわたって人が住めない状態になったと考えられている。 「Science Advances」に掲載された新たな研究論文によると、人類史上最大の地震が約8000km離れた場所に巨大な津波をもたらし、1000年にわたり沿岸部を荒廃させた証拠が発見されたとLiveScienceが報じている。 そのマグニチュード9.5の地震は、チリ北部で約3800年前に発生したと、論文では結論づけられている。 この地震はメガトラスト地震と呼ばれ、あるプレートが別のプレートの下に押し込まれたときに発生するという。このような地震は、しばしば地震そのものよりも壊滅的な津波を引き起こす。 論文によると