中国雲南省昆明に米アップル直営店「アップルストア」の偽店舗が現れ、インターネット上で話題になっている。この店で働く店員も本物だと信じている様子だといい、その模倣ぶりに驚きの声が上がっている。 偽店舗が発覚したのは、同市に住む27歳の米国人ブロガーの投稿がきっかけ。この店はアップルの白いロゴを掲げ、木製のテーブルを配置したり、明るい店員が働くなど、世界各地で見られるアップルストアとそっくりだという。 しかし、アップルは昆明に直営店を構えておらず、市内13ある認定小売店はアップルストアの呼称を使うことなどは許されていない。 「BirdAbroad」という名前のこのブロガーは、20日付の投稿で「これは完全なアップルストアのパクリだ。美しく、そして素晴らしい。これまで見た中で最高のパクリだ」と驚嘆。ほかにも、「自分たちがアップルで働いていると心から思っている店員たちと会話もしてみた」と記した