Hack For Japanは2011年7月23日にアイデアソンを開催した。Hack For Japanは、東日本大震災の復興支援アプリの開発促進を目的として活動するIT技術者コミュニティ。震災直後から、アイデアを募るアイデアソンや、アプリを開発するハッカソンなどの活動を行っている(関連記事1、関連記事2、関連記事3)。今回のオフラインイベントは、3月、5月に続いて3回目となる。 7月23日のアイデアソンは、東京、会津、仙台、遠野の4カ所で開催された。このうち、仙台のアイデアソンの様子を報告する(写真1)。 仙台会場では、アイデア創出の支援事業を行っているアイデアプラント代表の石井力重氏が進行役を務め、個人、グループごとにアイデアを出し合った。 同氏のアイデア創出支援の基本的な手法は、人それぞれが本来持っている個性的な発想を引き出す、というもの。同氏によれば、常識の形成や教育の結果として、