カリフォルニア州メンロパーク発--Facebookは米国時間2月8日、メンロパークの市庁舎で記者会見を開き、同市のダンバートンブリッジ周辺にあるオフィスへ2011年中に本社を移転する予定であることを発表した。移転先は、過去にSun Microsystemsが拠点としていたオフィスだという。プレスリリースによると、第1陣の移転は6月か7月に予定されており、現オフィスのあるパロアルトから引っ越すことになるという。 Oralceは、Sunを買収後、同社従業員をメンロパークオフィスからOracleのRedwood Shoresオフィスへ移動を開始した。一部のオフィスにはSunが依然としてとどまっているが、そこも年内にはFacebookが引き取る予定となっている。取引形態は賃貸借契約付き売却で、Oracleから15年のリースを受けるが、5年後には資産を取得する選択肢が与えられる。取引に関する金銭的な
ブログ「FOSS Patents」を執筆するFlorian Mueller氏は米国時間1月21日、「Android 2.2」のソースコードに含まれる37のファイルを調査する記事を投稿した。これらのファイルは、Oracleの「Java」テクノロジのファイルと一致し、Oracleが2010年に買収したJavaの開発元であるSun Microsystemsによって「PROPRIETARY/CONFIDENTIAL」(社外秘/機密情報)と書かれていた。 Oracleは2010年8月、「Android」とAndroidの中で使用される仮想マシン「Dalvik」が、Sun買収により現在はOracleが保有する著作権と特許を侵害しているとして、Googleを提訴した。同社はその後、訴状を修正して、両技術のコードの1行ごとの比較結果を追加した。Googleは後にそれを、誤解を招く情報であると主張した。 M
9月1日付けでオラクルを退職し、9月2日付けでディー・エヌ・エーに転職しました。新会社への入社の報告よりも(だいぶ)前に退職の報告をする方が多いようですが、私が外向けにオラクル退職の報告をするのはこれが初めてです。退職と転職の報告と同時に行なうのは、多くの方がナーバスになっているオラクルとMySQLの行く末について、できるだけ悪い印象を与えたくないと考えたためです。ディー・エヌ・エーは世界でも指折りのMySQLの超ヘビーユーザとして知られています。オープンソースの世界では、ベンダーからヘビーユーザの事業会社に転職し、その専門性を生かした仕事を続けることは珍しくありません(オープンソースのメリットの1つです)。というわけで、引き続きMySQLの仕事を続けます。MySQLコミュニティの方はどうか安心してくださればと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。 私は2006年9月にMySQL
Java言語の設計者であるJames Gosling氏は米国時間2010年4月9日、米Oracleを辞めていたことを自身のブログで明らかにした。すでに4月2日付けで退社している。 理由については「説明するのは難しい。正確かつ正直に話すことはすべて、害になりこそすれ益にはならないだろう」と明言を避けた。今後については、「何をするかは決めていないが、しばらく休養をとってから次の行動を起こすつもりだ」としている。 Gosling氏が1991年に米Sun Microsystemsで取り組んでいたプロジェクトが、のちにJavaに発展した。同氏はSunの開発者向け製品グループのCTOを務め、今年1月にOracleがSunを買収したのちは、OracleクライアントソフトウエアグループのCTOに就いていた。同氏に先立ち、元SunのCEO Jonathan Schwartz氏や、XMLの共同開発者であるTi
Oracleは米国時間1月27日、70億ドル以上に及ぶSun Microsystemsの買収を完了したことを正式に発表した。この動きにより、データベースおよびビジネスソフトウェア分野の大企業であるOracleが、ハードウェア企業としての性質を帯びることになる。 カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置くOracleは、これまでも何度かビジネスコンピューティング技術市場における強力な対抗企業と渡り合うために大企業の買収へと踏み切ってきた。その買収は、時には敵対的買収を仕かける形を取り、時には規制当局による反対を乗り越えて実現してきた。今回のSun Microsystemsの買収においては、Sunの手がけるオープンソースの「MySQL」データベースソフトウェア事業がOracle傘下になる点を懸念した独占禁止監視当局を納得させることが障害となっていた。 しかしながら、欧州委員会は現地時間1月
UPDATE 欧州委員会は現地時間11月9日、Oracleが計画しているSun Microsystemsの買収に関して、正式な態度を表明した。しかし、Oracleはこの見解に対抗する意向を明らかにした反論の中で、欧州委員会は「全くの誤解」をしていると非難した。 Sun Microsystemsが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によれば、欧州委員会は今回の買収に反対する声明を発表したという。本案件における唯一の懸案事項はオープンソースの「MySQL」データベースソフトウェアである、とSunは提出書類で述べた。 「異議告知書(Statement of Objections)では、SunのオープンソースのMySQLデータベース製品とOracleの企業向けデータベース製品の組み合わせ、そしてそれがデータベース製品市場の競争に及ぼすかもしれない悪影響に関する、そしてそれに限定された欧州委員会
OracleのSun買収は事情におり遅れている中、「Oracle and Sun」ページに「Oracle and Sun Overview and FAQ」という資料が10/27付けで更新されました (日本語ページにはまだ載っていません)。 Java、MySQL、ミドルウェア系の部分だけ、勢いで日本語訳しておきました。他にも、Solaris、SPARC、ストレージ、仮想化、OpenOfficeなどの話題も出ているので、興味のある方はオリジナルの英語版を。 Oracle > Oracle and Sun http://www.oracle.com/us/sun/ (英語) http://www.oracle.com/lang/jp/sun/ (日本語) Oracle and Sun Overview and FAQ (2009/10/27) http://www.oracle.com/us/
MySQLの元最高経営責任者(CEO)であるMårten Mickos氏は米国時間10月8日、欧州連合(EU)の規制当局に対し、OracleによるSun Microsystemsおよび同社の「MySQL」データベースグループ買収を早急に承認するよう求め、これ以上の遅延は、EUが保護しようとしている競争そのものを弱めることにつながると主張した。 Mickos氏は、欧州競争政策担当委員のNeelie Kroes氏に宛てた書簡の中で、OracleがSunおよび同社のオープンソースデータベースソフトウェアを買収することが市場を害することにならないかという、規制当局の疑念は理解できると述べた。だが、2001年から2009年までMySQLを率いたMickos氏は、Oracleによる買収は競争を損なうものではなく、買収を引き延ばすことこそが競争を損なうと述べた。 Mickos氏は書簡の中で、次のように書
Oracleの最高経営責任者(CEO)のLarry Ellison氏は、テクノロジ分野で最も成長の著しい、低価格サブノートの販売を検討していると述べた。 Ellison氏は米国時間6月2日、計画中の、70億ドル(40億ポンド)規模のSunの買収が完了したら、いわゆるネットブックコンピュータの市場に参入することを考えていることを明かした。 Sunはまたコンピュータ言語Javaを管理下に置いており、Ellison氏はJavaのユーザーカンファレンスの席上でプログラマーたちに対し、ネットブックを稼働させるのにJavaを利用できるとも述べている。 「こうしたデバイスがSunから出ないなど、あり得ない」と、世界第3位の大手ソフトウェアメーカーを率いるEllison氏は述べ、「Javaをベースにしたコンピュータが出てくる」とした。 こうなると、Oracleはネットブックを製造したり、ネットブッ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月13日、サン・マイクロシステムズが提供するアプリケーションサーバにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると公表した。 今回確認された脆弱性は、Sun GlassFish Enterprise Server v2.1 patch 1およびそれ以前、Sun Java System Application Server 9.1U2およびそれ以前に存在する。なお、Sun Java System Application Server 8.xおよび 9.0は、この脆弱性の
米オラクルは2009年5月7日(現地時間)、買収した米サン・マイクロシステムズのハードウエア事業を売却するつもりはないと同社Webサイトで発表した。 同Webサイトは、ロイター通信によるラリー・エリソンCEO(最高経営責任者)に対する取材内容を掲載したもの。「オラクルはOSのSolarisや開発言語のJavaを手に入れれば、不要になったハード事業を他社に売却するのではないか」という業界関係者の憶測を払しょくした格好だ。 取材のなかでエリソンCEOは、「米IBMやそのほかの大企業と同様、半導体からソフトウエアまで機能をシンクロナイズさせるつもりだ」と語り、ハードとソフトを統合することが付加価値の提供につながると主張した。米サンのプロセッサ、SPARCの開発も継続すると述べた。 ロイター記者の「優秀なハード技術者が残るとしても、ハード製造の経験がない」という指摘に対し、エリソンCEOは「サンも
Sun Microsystemsが「MySQL 5.4」を発表した。これまで1インスタンスあたり4コア対応だったのが、最新版では改善されている。Betanewsが報告しているように、MySQLは「プロセッサに複数のコアを搭載したx86サーバでは、最大16プロセッサ(16ウェイ)対応が可能となった」 これはつまり、ウェブにフォーカスしたデータベースアプリケーションでリーダー的存在のMySQLが、エンタープライズ市場において本格的なプレーヤーとなったことを意味する。MySQLを所有することになったOracleがこのニュースを歓迎するとは思えない。 調査会社Redmonkのアナリストを務めるStephen O'Grady氏は、MySQLはさまざまな方法でOracleを補完すると見る一方で、「MySQLは利ざやが低い製品であり利ざやの高い主力製品を(少なくとも一部では)脅かすため、Oracleの営
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