「接続会員は大切にする。しかし、それだけでは事業としての発展はない」――NECビッグローブの飯塚久夫社長は7月8日、今後の戦略を発表した。誰でも簡単に利用できるライフログサービスなどを順次投入。個人向けのクラウドサービス「パーソナルクラウド」を強化し、新たな収益源を育てる狙いだ。 ブロードバンドが普及し、ネット対応機器も増えているが、「ネットの接続すら難しいユーザーや、接続はできても自分に合ったサービスを見つけられない利用者は多い。リテラシーの高いユーザーとの間にある能力差は拡大している」と飯塚社長は分析する。 同社のブロードバンド会員は着実に増えている反面、「ダイヤルアップからADSL、ADSLから光に移りかわるときそれぞれ単価が半減している」など、ISP(インターネットサービスプロバイダー)としての成長は難しいと判断。今後は、ネット上のサービスを誰でも使いこなせるよう手伝う新たなISP
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