朝日新聞社のニュースサイト「朝日新聞デジタル」の記事に見せかけた“偽”記事が、6月12日から14日にかけて、ウェブで閲覧できる状態にあった。ページURLが「http://shrturl.co/」で始まっていたことから偽装されたものと気付く人がいた一方で、それが一種の短縮URLに見えることもあり、中には信じ込んでしまった人もいたようだ。 既存のウェブページとそっくりな見た目のページを作り文章などを改変できるサービス「SHRTURL」を使用して作成されたもので、サービスの仕組みに則れば、ページ作成から48時間後に削除されたことになる。なお、同サービスは6月13日までに終了しているが、その48時間以内に作成されたページは、その後も一定時間を経るまで閲覧可能な状態にあったとみられる。 偽記事は「仁風林事件 竹中平蔵氏らを事情聴取」と題されたもの。6月12日13時42分に掲載したように見せかけていた