東芝は11月8日、全社変革計画「東芝Nextプラン」を発表。2021年度には、売上高3兆7000億円、営業利益2400億円、ROSで6%以上、ROEで約10%を目指すことを明らかにした。また、2023年度のターゲットとして、売上高4兆円、営業利益8%以上、ROSで10%、ROEで15%レベルまで高める。 東芝 代表執行役会長CEOの車谷暢昭氏は、「東芝は人の物真似ではなく、革新的な独自のテクノロジによって、143年間、成長してきた企業である。東芝のDNAである、2人の創業者によるベンチャースピリットを呼び覚まし、世界有数のCPS(サイバー・フィジカル・システム)テクノロジ企業を目標にする。東芝Nextプランでは、最初の3年で業界トップレベルの収益体質に移行するとともに、有望な成長事業を展開し、すべての商品、サービス、プロセスにおいて、サイバー技術を実装する。これによって、目標を達成したい」