『魔法使いの弟子』(まほうつかいのでし、ドイツ語: Der Zauberlehrling、英語: The Sorcerer's Apprentice)は、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテによる1797年の詩である。14のスタンザからなるバラッドである。 この詩は、老いた魔法使いが弟子に雑用を押し付けて、自分の工房を出発するところから始まる。弟子は、桶で水を汲む仕事に飽きて、箒に魔法をかけて自分の代わりに水汲みの仕事をさせる。しかし、弟子は箒を止める魔法を知らなかった。 箒を止めるために箒を斧で2つに割ったが、それぞれが元の箒に戻って水汲みを続けてしまう。水を汲む速度がそれまでの2倍となり、部屋中水浸しになる。全てを失ってしまったと思ったときに魔法使いが帰ってきて、箒にかけた魔法を解除する。そして、強い霊を呼び出すのは師匠だけにした方がいいという魔法使いの言葉で詩は締めくくられる。 こ