タイトーやセガが、ゲームセンターに置くゲーム機での支払いに、電子マネーを使えるようにする。100円未満の価格も設定できるようにして、店ごとに上げ下げしやすくする。消費税率がさらに上がった際に、対応しやすくするねらいもある。 タイトーは13日、スイカやナナコなどの交通・流通系電子マネーで遊べるようにする決済端末を、5月から入れると発表した。2015年度中に直営店の4割弱にあたる40店にいれる。1円単位で価格を変えられるため、客が少ない午前中を安くするといったセールやキャンペーンをしやすくする。フランチャイズ店にも順次広げる。 100円単位の価格体系は1973年に同社が始め、40年以上ほぼ変わらず続いてきたという。飯沢幸雄社長は「価格を柔軟に変えられれば、厳しい業界を変えていけると確信している」と話す。 セガも15年の秋ごろから電子… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読み