海外旅行などで余った外国の通貨を、少額の硬貨も含めて電子マネーなどに交換することができる機器が、国内で初めて成田空港に設置されました。 日本国内の金融機関が両替の対応を行っていない硬貨も交換できるのが特徴で、これまで多くの人が家に持ち帰っていた少額の硬貨を中心にした利用が見込まれています。今のところ、交換できるのは海外の企業が発行している電子マネーやポイント合わせて12種類ですが、設置した企業では今後、国内の主要な電子マネーなどを含め、利用できる種類を増やしていく方針だということです。 設置に協力した成田空港会社リテール営業部の片山仁副主幹は「2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、さらに便利なサービスの導入を検討していきたい」と話しています。