関連トピックス原子力発電所 野田政権が14日にも決定する新しいエネルギー政策について、牧野聖修・経済産業副大臣と神本美恵子・文部科学政務官が13日、福井県を訪れ、西川一誠知事らに説明した。牧野副大臣は、高速増殖炉「もんじゅ」(同県敦賀市)について「研究が進めば廃炉と考えている」と発言。西川知事は、政権の対応について「迷惑千万だ」と強く批判した。 牧野副大臣は「(大飯原発の)再稼働をお願いしておきながら、舌の根の乾かないうちに百八十度違うような報告とお願いをする」と切り出した。2030年代に原発ゼロを目指す▽原発を新増設しない▽運転40年で廃炉の徹底――などの方針を説明。もんじゅについては、時期は明言せず、一定の研究終了後に廃炉とする方針を伝えた。 これに対し、西川知事は「野田(佳彦)総理が6月8日の記者会見で原発は重要な電源だと訴えたからこそ、大飯原発の再稼働に同意した」と政権の姿勢