最終回 経済学を勉強しよう! 本連載は1年前に「経済学を道具として使う」ことを通じて経済学の魅力を伝えたいとの思いではじまりました.その試みが成功したかどうかはわかりませんが,今後も同じ問題意識に立って経済学の有用性を伝えて行けたらと考えています. 2008年05月07日 01:00 ゲームから降りる権利 社会における競争からドロップアウトしても一定水準の暮らしが出来るならば初期資産や才能に起因する結果の不平等があってもなお,(弱い基準で)平等な社会が達成されると言えるのではないでしょうか. 2008年04月28日 01:00 初期資産における機会の平等 第一に必要とされるのが王朝仮説的な遺産とライフサイクル的な遺産とが自ずから区別できるようなシステムの作成です.簡単に言うならば,王朝仮説にしたがって行動している人が遺産を残さないような制度が作成できるならば,死後の残存財産は全てライフサイ
概要 ここは、写真の撮影やライター、イベントのコーディネートなどをしている小島健一のサイトです。 テレビや雑誌などで社会科見学や、地下関連の施設を紹介することも多いです。 2011年10月より長崎の離島「池島」の地域おこしに携わることになりました!(紹介記事;読売新聞) 池島を紹介するサイト『ようこそ 炭鉱体験「池島」へ』と、ブログ『九州最後の炭鉱「池島」より』を立ち上げました Facebookページ「小島健一/ぴろり、」も作りました。 現在「gallery」を再構築しております。 活動履歴やプロフィールなど詳しくはaboutをご覧ください。 TOP 2011 ・4月26日刊行のアスペクト「社会科見学を100倊楽しむ本」を発売します。 2010 ・4月刊行のサイエンス・アイ「みんなが知りたい地下の秘密」に写真を提供しました。 2009 ・7月24日、ジェネオン エンタテインメント社より発売
人間が製氷機で作られているのなら、それで全ては解決する。君が説明書通りに作られているのなら、僕が町工場で作られているのなら。 こんな丸すぎる地球の、こんな広すぎる世界の小さすぎる町で偶然に出会った君と僕。腕の太さも、足の長さも、肌の柔らかさも、鼻の高さも指のカタチもまったく違うふたり。 なのに製氷機で作られたように、説明書通りに作られたように、町工場で寸分狂わず作られたように、君と僕はぴたっと重なり合う。 手を握れば、少しも隙間のない真空状態。腕枕をすれば、僕の筋肉の流線型と君の首筋のラインが一致する。キスをすれば僕の唇と君のクチビルが離れない。裸と裸で交われば窮屈過ぎる程のそれ専用、まるで神様が仕立てたオーダーメイド。 僕らがロシアで生まれていたならば、それはきっと世界一簡単なテトリスだ。無駄なパーツが落ちてこないし、全てがぴたっと組み合わさる。 天文学も生物学でも、科学でも数学でも、考
ストレイテナーのワンマンライブ 11/30(土)札幌ペニーレーン24、に行ってきた! よかった! 前日はあいにくの雪だったので、自転車で行くのは断念して、地下鉄東西線で琴似まで行ってきた。 Sold outになっていたので、これはだいぶ混雑するに違いないと思った。ストレイテナーは日本武道館でも3回やってるアリーナバンドなので。 ということでいつもよりちょっと早めに向かうつもりだったのだが、なんだかんだで開演35分前くらいに到着。この時点で会場の真ん中より後ろ、2/3くらいの位置だろうか。数えてみたら、自分のいるところは前から10列目くらいなので、いいかんじに場所を確保することが出来た。 開演の段階でもいちばん後ろにはスペースが少しあったし、そんな過密にされることもなかった。 (ブルスカに書いたけど、9月の羊文学 Zepp札幌のときは、sold outでもないのに大混雑で、開演ギリギリに到着
ある国立大の偉い教授から南場よ出てこい、と名指しで呼び出しを受けた。ほんの数年前の話。研究室推薦で日本の大企業から内定をもらっていた学生が、それをキャンセルしてDeNAに行きたいと言っているとのこと。教授はカンカンに怒っていて、その大学には二度と足を踏み入れさせない、学生をいっさい採用できなくするというメールも来た。 その学生からも連絡が来た。本人はわりと落ち着いている様子だが、とにかく教授の剣幕は形容しがたいほどだと伝えて来た。学生本人にも怒っているが、矛先はむしろ我が社に向いているという。 教授と大企業のもちつもたれつの関係がある。企業は研究費を、教授は学生をたがいに提供し、何年ものあいだ、その約束を違えたことはない。有名大学の理系の研究室の常識だ。「南場さん、謝りに行きますか?」と採用責任者に聞かれた。とても心配そうだった。 えーっと何を謝るんだっけ。出かけて行って「先生、すみません
(喪中につき新年の挨拶は控えさせて頂きますが、長文になりました) 昨夜は自宅でご近所仲間と紅白を見て、元旦の晴れ晴れとした青空の下、清々しい気分です。 天皇陛下の初のビデオメッセージに、日本の象徴としてさすがの思慮深さと良心、気品や温かさを感じ、首相の年頭所感でも昨年掲げた2050年までに脱炭素に続いて「グリーン」「デジタル」「地方分散」を掲げたことに日本も(ようやく)マトモな方向に動き出している希望を感じた(アメリカ追随の新自由主義路線は根本的に切り替えてヨーロッパ型を目指してほしいし、個人的にはオリンピックとパラリンピックも安全第一に早めに中止してほしいけど)。 昨年4月初頭、長らく住んだニューヨークに一時帰国していた父がコロナに感染し、ほんの2週間あまりで急逝しました。最期までスマホ越しにしか会えず、酸素マスクを着けた父の言葉もちゃんと聞くことさえできないなかでの別れ。あまりの急な展
今週末はレスター近くのTallis家にお世話になってきました。もともと、今回の留学のスポンサーであるロータリー財団が九月末に開催したイヴェントの時に二泊三日でショート・ステイさせてもらったのが縁です。その時、ここのおじさんJohnと歴史関係の話で盛り上がって意気投合しました。奥さんのDawnはロータリアンで花のアレンジ・スタジオを経営しています。 彼らの住環境はすばらしいの一言です。簡単に表現すると田舎なのですが、大規模な農家の敷地を見下ろす場所に家があります。たくさんの羊が草を食んでいるのが見下ろせます。近所には細い運河が走っています。Charlieという黒いい大きな老犬を飼っていて、Johnは一日に二回ずつ、散歩させます。僕は、彼らの家にいる間はいつも一緒に散歩に行きます。その散歩がかなり楽しい。だいたいいつも一時間くらい歩くのだけれど、コースがいくつもあります。湖べりを歩くコース、運
長い間、放置しっぱなしの当ブログだけど、フリーの「ココログ」って、1年間、新規の書き込みがないと削除されてしまうみたいだ。なので、ときたま、記事を書くことにする。ひさしぶりの「たけしのコマ大数学科」。 問題:図のように3つの車輪が異なるサイズで、車輪Cは車輪Bに、車輪Bは車輪Aに取り付けられていて、それぞれ異なる速さで回転する観覧車がある。乗客が1番小さい車輪に乗った時、その乗客の通過する軌跡を描きなさい。 車輪Aは、ゆっくりと反時計回り 車輪Bは、車輪Aの7倍の速さで反時計回り 車輪Cは、車輪Aの17倍の速さで時計回り 車輪Bは、車輪Aの半分の半径 車輪Cは、車輪Aの3分の1の半径
誰だってあるだろう?今自分が必死になって何かにしがみついてるって時が、異邦人によって今にも開け放たれようとするドアをがむしゃに押し止めようとしている時が。 恐い夢を見たときなんてそうだ。ゾンビが後ろから迫ってくる。必死になって逃げて、逃げて、とうとう行き止まりに追い詰められる。でも大丈夫。だってこれは夢だって知ってるから。いつだってそう。ちゃんと都合よく覚めるもんさ。ほらこいよゾンビ。かじりついてごらん?そうやって悠悠自適に構えていたら、あれ噛まれたぞ?痛い、痛い、おい、終わるんじゃないのか?なんで続きがあるんだ。どうしてだ?夢じゃなかったの? スイッチを押さないまま放置し続ければ、いずれ劣化して壊れてしまう。カチカチやっても明かりはつかないままで、壊れたことに気付かないままで。僕は部屋のライトを点灯しようとしたけれど、何度押しても反応はなかった。 僕はずっとスイッチを見ていた。押すのなん
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