時代や洋の東西を問わず、ダイヤモンドは人々の心を惹きつけてやまない。その普遍的な魅力は、希少性のみならず、目にした者を虜にしてしまう神秘的で圧倒的な美しさにある。世界各国、ダイヤモンドにまつわる逸話はいくつもあるが、いまから約1年半前、ボツワナのカロウェ鉱山で発掘されたひとつの原石をめぐって、またひとつ新たな物語がはじまった。 ダイヤモンド原石は、天文学的な自然条件の一致のもと、何千万年もの長い時間をかけて生まれてくる希少な存在だ。1年前にカロウェ鉱山で発見されたそれは、“342カラット”もの大きさがあった。見た者を釘付けにするその奇跡的な原石との運命の糸は、ハイジュエラーとして名高いメゾン「ショパール」へとつながっていた。 発掘の連絡を受けたショパールの共同社長兼アーティスティック・ディレクター、キャロライン・ショイフレは、ダイヤモンド原石と初めて対面した瞬間のことをこう語る。「自分が今
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