荒川河川敷で21日に開催予定だった「東京・荒川マラソン」が、公園の利用申請が出ていなかったことなどから急きょ中止となり、関係者が対応に追われる事態になった。江戸川区が主催者側に確認したところ、19日になって「中止にする」との意向を明らかにし、同日夜にホームページ上で正式に表明。大会直前に参加者が振り回される形になった。 区によると、この大会の主催者は特定非営利活動(NPO)法人「黎明(れいめい)」(豊島区南大塚)。 江戸川区の平井大橋から足立区の江北橋まで、5キロ~フルマラソンの4種目の大会で、すでに約1500人が2000~4000円の参加費を払っていたという。 会場となっている平井運動公園を管理する公益財団法人「えどがわ環境財団」では、大会の際には必要な利用申請が出されていなかったため、NPO法人に対して、再三にわたって申請を出すよう電話で伝えていた。だが、NPO法人とは最近になって、連