Windows XP以降のOSでは、「ソフトウェア制限のポリシー」を使用して、さまざまな条件を設定することで、管理者がプログラムの実行を禁止できる。このポリシーは、グループポリシーオブジェクト(GPO)として設定することも、ローカルポリシーとして設定することも可能だ。 このポリシーを使用して、メールなどの添付ファイルやWebサイト上にある実行プログラムを、ユーザーが不注意に「実行」してしまっても、プログラムが実行されないようにしてみよう。なお、一般的に、こうした設定は、ドメイ ンの管理者がGPOを用いてクライアントマシンに一括適用するケースが多いと思われるが、今回は説明を簡単にするため、ローカルポリシーを用いて、特定のマシンに設定を行う例を紹介する。 ローカルポリシーによる設定は、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[ローカル セキュリティ ポリシー]を順に開くと現れる図1の画面[追加